Another Days

tomorrow's another day、some say …

スティックス、パービフォスワ

【木曜はA&Mの人たち】7・スティックス

シカゴ出身とは思えない都会的ではない音楽性のスティックスは、80'sに初めにピークを迎えるアリーナロック(=産業ロック)の代表格で大衆的なアレンジとメロディーをこれ見よがしに高らかにそして大げさに歌い上げます。ティーンエイジャーたちにとってどれだけ心強かったことか!やはりデニス・デヤングが弾くシンセのトーンやハーモニーが当時の若いヤツに受けたってことですね(ジェームズ・ヤングが書く曲は無骨なハードロック、デヤングの曲はポップで甘いバラード、トミー・ショウの曲はフォークロックとそれぞれの色がありますけど)。ディスってるのか褒めてるのかわからないような文章ですが、なかなか曲を選べませんので「Cornerstone」('79)からの”Never Say Never”を。

https://www.youtube.com/watch?v=AbbwMXbtO9s

 

【名曲リレー2475】another#3

■Another Time / Pearls Before Swine(’67)

パールズ・ビフォア・スワインというのはトム・ラップ率いるアシッド・フォーク・グループです。なんといってもパープルが3枚目で使用するベルギーの画家、ボッスの「快楽の園」をジャケットに使っていてそっちの方が昔から気になってました。その「One Nation Underground」からの“Another Time”は、シンプルですが美しいメロディー。

https://www.youtube.com/watch?v=3wPIsXO9utw