【ケヴィン・エアーズの30曲+】番外編
さて番外編は娘のギャレンのこと。60's後半の生まれでしょう、マジョルカ島で生まれたとされています。音楽活動を始めたのは、08年頃で、18年に「Monument」でデビュー。日本盤CDのボーナストラックには父娘の共演で09年頃のチャリティーアルバムの為にレコーディングされた”Girl On A Swing”が入っています。19年には来日してライヴを。17年にNYでブリジット・セント・ジョンと共演した”May I”の動画もあります。
23年元クラッシュのポール・シムノンとの共作アルバムがリリースされています。
というわけでこの項終了です。ケヴィン・エアーズというと「Mananas」あたりまでという方多いと思います。僕も個人的にそれ以降のエアーズをあまり積極的に聞きませんでしたが、今回結構いい曲いっぱい見つけたのです。
https://www.youtube.com/watch?v=IDDZgEHaczA
https://www.youtube.com/watch?v=_dHuT08Uz9Q
https://www.youtube.com/watch?v=KQ-s5yigj38&t=5s
スペインの風土、日本の文化を愛した故ケヴィン・エアーズへ―― 愛娘ギャレンから届けられた初のアルバムは歌を通じた父へのラブレター | TURN (turntokyo.com)
【名曲リレー2339】family#3
■Black Sheep Of The Family / Blackmore’s Rainbow(‘19)
19年に再スタートのニュースが伝わってきたブラックモアズ・(ニュー)レインボウのその後の話はどうなったんでしょうか?デビュー作に入った“Black Sheep Of The Family”は旧知のミック・アンダーウッドがいたクオーターマスのカヴァーでしたが、再びこれを取り上げた19年の音源です。ブラックモアズ・ナイトのメンバーを含むニュー・レインボウ,voはディオ・タイプのロニー・ロメロという人です。
https://www.youtube.com/watch?v=LgAljepm4QI
【先週の読書】
佐々木譲の駐在もの「制服捜査」(新潮文庫)稲葉事件の余波~道警の癒着防止処置の影響で札幌市内で刑事をやっていた主人公が十勝地方の村に駐在として赴任することとなり~というある種現代の保安官小説になっています。連作集ですが主人公の誠実ぶりが伝わる後味のいい警察小説。「暴風圏」という続編もあります。個人的には道警シリーズよりもこっちですね(2006)。今月の恩田作品は、おととしの暮れに出た「愚かな薔薇」(徳間書店)を。最初吸血鬼SFって何?とか思ったものですが、恩田版「地球幼年期の終わり」。僕がSFを苦手としてるのは、世界観、約束事に慣れるのに時間かかるのもあります。この作品は地球が滅びることが分かっている世界。選ばれたエリートたちは「虚ろ船乗り」となって外海(宇宙)へ旅し移住する惑星を探す仕事に就く。「船乗り」の適性を見るために集められた少年少女たちのひと夏の物語。伝奇SF+青春+スピリチュアルという混沌とした恩田ワールド。連載から14年かけてやっと完結したという壮大な話です。今回は初回限定という萩尾望都による表紙ヴァージョンで(2021)。読書メーターで印象的なコメントをされてる方が。
【月曜はスティーヴィー・ニックスの40曲】Intoroduction
レココレがやってくれない○○のXX曲シリーズ、次はスティーヴィー・ニックスです。先日75歳になったばかりの姐さんの50年のキャリアを振り返ります。
まず基本事項、’48/5/24アリゾナ州フェニックス出身。フリッツを経てバッキンガム・ニックスを結成解散後そろってフリートウッドマックに参加('75)。以後合間にソロ活動を挟んで精力的に活動しています。独特の美意識、世界観はセクシーな妖精として男性に見られるだけでなく、女性にも人気があります。まずは07年シカゴでのライヴ、ゼッペリンのこのカヴァーから。
https://www.youtube.com/watch?v=MNFtWJc0pS4