Another Days

tomorrow's another day、some say …

エアーズ、カンサス

【ケヴィン・エアーズの30曲+】19・Animals('82)

81年12月2日にスペインのTVで「MUSICAL EXPRESS」という番組に出演。ゲストがジョン・ケイルとアンディ・サマーズで、バンドにはオリー・ハルソールも。ちょうど82年にスペインでのみ”Animals”というレゲエっぽいシングルを出してます(このTVライヴでは、そのB面の"Don't Fall In Love”もやってますが、そっちではオリー夫人だったというザナ・グレグマーがkbを弾きます)。レゲエっぽいリズムでメロディーに起伏がなくここに入れるにも考えたんですが、47分18秒から。

https://www.youtube.com/watch?v=w6wq1--uY28&t=2969s

 

 

【名曲リレー2233】dust#3

■Dust In The Wind / Kansas(’78)

“すべては風の中に”というメロウな邦題はちょっと出来過ぎです。カンサスの「Point Of Know Return」に入った泣きのナンバー。アコギとハーモニーとヴァイオリンの絡みが素晴らしいです。https://www.youtube.com/watch?v=tH2w6Oxx0kQ

 

【先週の読書】

23031■幻の女 / ウィリアム・アイリッシュ(ハヤカワ・ミステリ文庫)

23032■ビートルズは眠らない / 松村優策(小学館文庫)

以上別で書いたんで割愛

23033■黒く塗れ・髪結い伊三次捕物余話 / 宇江佐真理(文春文庫)

シリーズ5作。たまにある怪異譚をからめた話がいいアクセントになってます表題作もそう。やはり一つずつ年を取らせるという手法が連載物では意外と効果的なのだなと感じました。

23034■不可触領域 / 半村良(文春文庫)
裏に書いてあるあらすじでは全然見当つきませんが、サブリミナル効果なんて誰も言ってなかった時代に書かれた(74年)洗脳の話。直木賞候補作になったらしいです。200ページあまりの中編で最初はなかなか進まなかったんですが話の全貌が見えてきた後半からスピードアップ。意外なラストとなりました。