Another Days

tomorrow's another day、some say …

南、リンドレ

【和ものの月曜日】南佳孝

松本隆はっぴいえんど解散後の初仕事となったのが南佳孝のデビュー作「摩天楼のヒロイン」のprodでした。その後ブランクがあって復活したCBSソニー時代。角川映画片岡義男作品のタイトル曲”スローなブギにしてくれ”(角川商法なんで、主題歌は映画のタイトルと同じ)はやはりカッコいい。もう20年以上前の風待ミーティングの歌は圧巻でした。次に出演の草野マサムネスピッツ)が盛り上がり過ぎてやりにくいってコメントしてました。

https://www.youtube.com/watch?v=SkuPvhxCkes

【名曲リレー1735】do#2
■Truly Do / David Lindley(’85)
85年の「Mr.Dave」から。そういえばこの頃はWEA契約で、米盤LPよりも安い欧盤が入ってきて僕もそっちを買った記憶。コグスみても米盤LPの記載なく出てなかったの?
フィル・チェン(b)、イアン・ウォーレス(ds)というリズム隊もすごい(ウォーレスはエル・ラヨ・Xでも叩いてましたが)。この”Truly Do”の滑らかな感じ心地いいです。一時期「ポッパーズMTV」のエンディングに流れてました。
 

【先週の読書】

21114■四畳半王国見聞録 / 森見登美彦(新潮社)
今月のモリミーは久しぶりの四畳半もの。懐かしさすら感じますが、今回はちょっと息切れな部分もあり。「蝸牛の角」は素晴らしいんですが…(2011)
21115■十三階の神(メシア) / 吉川英梨(双葉社)
1年ぶりに読む「十三階」シリーズ第2作。描写がハード過ぎてなかなか次が読めないのです。しかしこの設定モロ、オウ☆真☆教なんですけどダイジョーブなの?(2018)
21116■幻想と怪奇4・吸血鬼の系譜(新紀元社
実際の刊行から読むペースずいぶん遅れてますが、第4集は吸血鬼もの。ブラックウッドの未訳作品”モートンの怪死”、トルストイの”吸血鬼の一家”など出来はまあまあ。もはや未紹介の作品にすごいタマが残ってることはあまり期待できないのですが。他にも”ルエラ・ミラー”(ウィルキンズ=フリーマン)、”血の末裔”(マシスン)、”ストラゲラ”(ヒュー・ゲイブ)”死・またの名を吸血鬼”(ブロック)など(2020)
 
【FC】
”I Can’t Let Go”は、「Mad Love」に入ったリンダ・ロンシュタットのヴァージョンがかなり好みなのですが、その次が作者ヴァージョンとなるゴーゴーニ、マーティン&テイラーのヴァージョンです。アコギの名手アル・ゴーゴーニ、sswのチップ・テイラー(よく書かれるのはアンジェリーナ・ジョリーの叔父)のジャスト・アスのコンビにsswのトレイド・マーティンが加わったユニットで70's初めに2枚のLPがありました。作者のテイラーではなくマーティンが歌っています。