Another Days

tomorrow's another day、some say …

メイスン、JG

【ジョージのお仕事】If You've Got Love / Dave Mason('73)
 
クラプトンのスワンプ化の仕掛人はジョージと子のデイヴ・メイスンであることは明らか。とりわけイギリス人で初めて米南部的な音楽に着手し成功した「Alone Together」の存在は大きいのです。73年の「忘れえぬ人」に入ったこの曲ではSon Of Harry名義でスライドを聞かせます。聞けばすぐわかるトーン。
 
【名曲リレー1430】alright#3
■Feeling Alright / James Gang('76)
 ジェームズ・ギャングのラスト作「Jesse Come Home」から。76年でこのジャケットとタイトルはないなあ。もうあらかじめ最後と決めてたのか?このバンドの弱点は、古くからのメンバーのリズム隊だけが残って、voとgが次々と後退してゆく点。曲を書き歌うのが新メンバーなんで、それによってずいぶん左右されます。3代目ボーリンまではまあ2枚はLP作れましたが、次の「Newborn」では、アンクル・トムというバンドにいたリチャード・シャック(vo)とキース・バッバ(g,vo~後にポイント・ブランク)が参加し、1枚で脱退。次のこの「Jesse Come Home」では原点に返ってか、ジョー・ウォルシュがJG以前にいたミーズルズのボブ・ウエブ(g)、ダネーション・オブ・アダム・ブレッシングのフィル・ジロンバルド(kb,vo)というオハイオ人脈の新メンバーを加えてます。もはやハードロックというよりはフツーのロックですが、結構好き。