【火曜はハード&ヘヴィ(の30曲)】11~15曲目
11・Red(King Crimson)
12・Exciter(Judas Priest)
13・Loud Green Song / Patto
14 ・SabreDance(Love Sculpture)
15・Monster In Paradise(Hard Stuff)
レココレのハード&ヘヴィ@70'sに乗っかった企画3回目は次の5曲。数字は便宜上ついてますが順位ではないです。今回も鰤ハー。
11は当時からクリムゾン流ヘヴィ・ロックといえばメタリックなこれでした。ヘヴィ・メタルという言葉を何で知ったのかもう忘れましたが最初にその言葉の指す音楽と感じたのはジューダス・プリーストでした。12はもうイントロからして全開です。
パトゥーはこのジャンルのバンドではありませんが、3枚目にものすごいハードなg曲があるという話は「ルーツ・オブ・ブリティッシュ・ハード・ロック」という深民さんの本にも書かれてました。確かにオリー・ハルソールのgは”ヘルター・スケルター”級です。同じようなラウドなテイストはハチャトゥリアンの”剣の舞”をハードロック化したラヴ・スカルプチャーの14でも感じます。長いヴァージョンは最後まで聞いたこと1回あるかないかですが。実はデイヴ・エドモンズという人は結構なハードロックgtrなのです。クォーターマスから派生したハード・スタッフは、クォーターマスから叙情的な部分を取り去ったストイックなハードロックです。
【名曲リレー1701】only#2
■I'm Only Human / Dee Dee Warwick('70)
姉ディオンヌ・ワーウィックよりも妹ディー・ディーの方が好きです。デビューは63年のJubileeからで、かの”悪いあなた”はディー・ディーがオリジナル。70年にAtcoから出したシングルは、マイアミのクライテリア録音でディキシー・フライヤーズがバックをつけています。コテコテのサザン・ソウルではなくきらりと洗練された味わいも感じられます。この”I'm Only Human”は共作者の一人にsswのドニー・フリッツの名前も。