Another Days

tomorrow's another day、some say …

サンタナ、ケリー、グリース

【金曜はオルガン三昧】Jungle Strut featuring Gregg Rolie
 
初期サンタナperc軍団の熱きリビドーに寄り添ったようなグレッグ・ローリーのオルガンはやはりカッコいい。歪ませ具合は物足りない部分もあるのですが、カルロス・サンタナのgとperc軍団の隙間を縫うように切り込んでゆく印象があります。正式なタイトルは「Santana」なのですが便宜上「III」とされている3枚目に入った”Jungle Strut”です。密教的なジャケットだなあと昔から思ってました。
 
 
【名曲リレー840】believe#2
 
■Making Believe / Casey Kelly('73)
 
カントリー系のsswとしてElektraに2枚出してたケイシー・ケリーのこれはファーストに入った名曲ですね。prodはジャクソンの1枚目を手掛けたリチャード・サンフォード・オーショフで、クーチ抜きセクション+ジム・メッシーナが参加しています。
 
 
【英吉利の亜米利加の40曲】8・グリース・バンド
 
ジョー・コッカーのバックとしてウッドストックにも出演したグリース・バンドは、ニール・ハバード(g)、アラン・スペナー(b,vo)、ヘンリー・マカロック(g,vo)、ブルース・ロウランド(ds)の4人組。クリス・ステイントンはこういう場合入りません。各人がセッションを無数にこなす職人ですが、「Jesus Christ Superstar」のロンドンキャストやマリアンヌ・フェイスフルのLPにも参加。グリース・バンドとして2枚出しています。英Harvest/米Shelterから出たこのファーストのおかげで「UK スワンプ」という言葉ができたといってもいいでしょう。
 
 

 

【名曲リレー841】something#3