【オムニバスを聞く日曜】100・イノセンス&ペパーミンツ(エピック・ソニー:ESCB1219-J'91)
ネオGSの時には東京にいなかったんでずいぶん悔しい思いをしたんですが、数年後Crue-LレーベルやTrarroriaレーベルの渋谷系の盛り上がりがあった頃はちゃんと在京に人だったんで、最初期にはできる限りライヴに行きました。何が先だったのかはよくわかりませんが、マーブル・ハンモック、ルーフ、ブリッジというメンバーが重なったユニットこそ渋谷系の奔りの一つではないでしょうか?この「Innocense &Peppermints」(いうまでもなくストロベリー・アラーム・クロックのヒット曲のもじり)は、フレデリック主催のオムニバスで、ネオGS上がりのロッテン・ハッツ(元ワウヒ+元ペイズリー・ブルー)も入ってたことが聞くきっかけだったかな(今はなきお茶の水ジャニスにてレンタル)。
というわけで100枚でキリがいいのでいったんこの項終了です。
そういえばフランス・ギャルも渋谷系のキーワードでしたね。そのおギャルのデビュー曲”はじめてのヴァカンス”をカヴァーしたブリッジは90'sにコレクターズ同様一番追っかけてたバンドでした。
https://www.youtube.com/watch?v=sZyQSvwD8mk
ブリッジのgtr清水弘貴がルーフとマーブル・ハンモックも掛け持ってた話は有名ですけど、ここに入ったマーブルの”For Friends”は、佐鳥葉子のvoは入っていないインスト。実に上品な小品。
https://www.youtube.com/watch?v=AxTXdLXhVJ8
全く読んでなかったけど「米国音楽」という雑誌がありまして、フィリップスはその周辺のバンドらしい。詳細は知らないけど”ドライブに行くのサ”は肩の力を抜いた感じがとても気持ちいい。
https://www.youtube.com/watch?v=4-0o7QVPJRg
一応区切りなんでこの100枚目でオムニバスを巡る旅はいったん終了。
【名曲リレー2772】found#2
■I Found Out I Was A Woman / Peppermint Rainbow(’69)
“Will You Be Staying After Sunday?”の二番煎じ的ではありますが、ペパーミント・レインボウのこの曲なんとなく笑っちゃいますね(特にイントロ)。ソフトロック時代こうした男女voのバンド(まあ演奏はちゃんとしてない)が数多くありました。Prodのポール・レカ