Another Days

tomorrow's another day、some say …

白部屋、ムーヴ

【火曜は聞き比べ】White Room
日曜にラジオでCHARが自分と一緒にやってたbassは故人が多いみたいな話をしてて、その中にジャック・ブルースも入ってました。コロシアムのことを別項で挙げた時僕は「クリームをちゃんと聞いていない」とコメントしましたが、洋楽聞くようになった76年頃、僕の地元ではクラプトンならクリーム時代、というハードロック志向らしい風潮が強かったのですが、僕はそっちの道を通らずいきなり「Slowhand」だったので、遡ってもちゃんとクリームは聞いてないのです。だから”White Room”を耳にしたのは、BCR出身のイアン・ミッチェルがロゼッタ・ストーンを率いて”Sunshine Of Your Love”をカヴァーしたときにかかったのが最初でした。そのちょっとあとにストラングラーズのヒュー・コーンウェルがソロでかなり崩したarrでカヴァーしたのも印象的でした。でもって冒頭にあげたCHARのアコギによるカヴァーもなかなかかっこいい(13年ごろ?)
まずCHARのカヴァー。
そしてクリームのオリジナル
ヒュー・コーンウェルとロバート・ウィリアムズの共作「Nosferato」から
 
 
【名曲リレー1645】tonight#2
■Tonight / The Move(’71)
後のウィザードやELOの前身ということで名前は知られてますがザ・ムーヴは、実は誤ったイメージに伝えられていることが多いです。まずアルバムとシングルをしっかり分けて考えてたこと。LP未収録のシングル(しかもヒット曲)が多い。次にレーベルの問題。初期はDeram、更にRegal Zonophone、そしてHarvestというクセのあるレーベルゆえに会社をまたがったコンピレーションがCD黎明期になかなか出なかった。そしてオリジナル・アルバムのジャケットがどれも変なイラストで購買意欲をそぎます。そしてポップな音楽性とは裏腹にステージはかなりワイルドでザ・フー並みでした。”Tonight”はキャッチーなナンバーでHarvest移籍第1弾のシングル。ジェフ・リンがアイドル・レースから加わってますがこの曲はロイ・ウッド主導。ウッド、リン、ベヴ・ビヴァンの3人組となった「Message From The Country」には未収録です。