Another Days

tomorrow's another day、some say …

サラマンダー、ロキシー、ボウ

【金曜はオルガン三昧】サラマンダー

いつぞや紹介したアーケイディウムと並んでプログレ黎明期のオルガン・サウンドが楽しめる謎の人たちがこのサラマンダー。Youngbloodというインディーからのリリースされ、聖書のモーゼの十戒からヒントを得たコンセプトアルバム「The Ten Commandments」('71)は、オーケストラとオルガンとヘヴィなvoがからむ組曲スタイルで、長い曲嫌いの僕にはなかなかつらいものがありますけど。7分19秒から始まる”Images”での垂れ流されるハモンドは結構好きだったりします。アリスター・B・ベンソンという人が弾いてます。

https://www.youtube.com/watch?v=brMbN7dnYk8&t=513s

 

 

【名曲リレー877】cry#2
■Cry Cry Cry / Roxy Music('79)
 
今ではフツーに使う「マニフェスト」という言葉を初めて聞いたのがロキシー・ミュージックが活動再開となった79年の同名のLPでした。ロキシーそのものはそれほど好きなバンドではないですが、これと次の「Flesh And Blood」は高校の友人Sミツに借りて良く聞いてました。この辺を聞いてから全盛期の70's半ばのロキシーを聞くと重く、ねっとりとしてますんで、昔からのファンには明るくなったと感じたのかな。相変わらず固定できないbassはヴァイブレーターズのゲイリー・ティブスで、ニュー・ウェイヴ世代の参加と話題になりました。"Cry Cry Cry"はソウルっぽい感じで軽快。
 
 
【鱧の40曲】3・My Angel Baby / Toby Beau('78)
 
ロック史に残る名演でも何でもないんですが、トビー・ボウの”My Angel Baby”での中盤のバルデ・シルヴァによる短い20秒足らずのハーモニカのソロがこの一発ヒットの価値を高めてるるようにも感じるのです。もちろんメロディーもよいのです。