Another Days

tomorrow's another day、some say …

エイプシャワ、ヤードバーズ、ニュートロンズ

【火曜UK New Wave】エイプリル・シャワーズ

エイプリル・シャワーズはChrysalis傘下のBig Starから84年にデビューしたグラスゴー出身の男女デュオ。元々Operation Twilight(ペイル・ファンテンズも出してたクレプスキュール傘下のレーベル)から82年にデビューの予定だったのだとか。女性voのベアトリスは元フレンチ・インプレッショニスツ(クレプスキュールのコンピで聞いたことある)の人。”Abandan Ship”はせつないネオアコ系の名曲として根強い人気があります。ほとんどこのシングルだけのバンドなんですが。

https://www.youtube.com/watch?v=GWoEYChr5AU

 

【名曲リレー2543】happening#3

■Happenings Ten Years Time Ago / The yardbirds(‘66)

“幻の10年”という邦題で知られた後期ヤードバーズのシングル。ジミー・ペイジをフィーチャーしています。長らくシングルでしか聞けなかったので独Lineから出た「Greatest Hits」に入っててうれしかった記憶。ただ僕らの世代ではクリエイションがカヴァーした「ピュア・エレクトリック・ソウル」でのヴァージョンの方がなじみあるかも。

https://www.youtube.com/watch?v=OJZHnZrUoQ0

ネオアコから発展したギターポップのバンドにジューン・ブライズがありました。短命に終わったようで初期のペイル・ファウンテンズに似たviolinやtrumpetの使い方にビート感を絡ませたような音。85年の”In The Rain”です。

https://www.youtube.com/watch?v=7GpILMs7fHw

 

 

 

BEF

New Order

Gary Numan

Simple Minds

 

Julian Cope

Felt

Housemartins

Lotus Eaters

Monochrome Set

Orange Juice

Pale Fountains

Waterboys

ただいまのBGMはニュートロンズの「Black Hole Star」('74)なり。マンを辞めたフィル・ライアン(kb)とウィル・ヨアウト(b)が新たに組んだバンドで、70'sのアイズ・オブ・ザ・ブルー(ライアンはもともとここの出身)といった感じのメロディアスなkbロックになっています。他にもジェントル・ジャイアントのジョン・ウェザース(ds)、ヘルプ・ユアセルフのデイヴ・チャールズ(ds)も参加してウェールズ人脈で聞かせます。紅一点キャロメイ・ディクソンが歌う”Going To India”ではスチュワート・ゴードンのviolinをフィーチャー。

 

元マンのフィル・ライアンとウィル・ヨアウトがウェールズ人脈で新たに組んだニュートロンズは2枚のLPを出して消えてしまったバンドですが、牧歌的なメロディーがプログレ的にも響くkbロックです。ライアンは元アイズ・オブ・ザ・ブルーで70's版アイズ的な趣もあります。”Feel”はほっとするようなメロディーのなごむ曲でpercはダイア・ストレイツに加わるピック・ウィザーズ(元スプリング)です。

https://www.youtube.com/watch?v=O1lyVZimyoY