Another Days

tomorrow's another day、some say …

ジャッキー、サヴァイヴァー、ゾンビーズ

【金曜60'sもの】5・If You Love Me? / Jackie Trent('64)

ジャッキー・トレントはいかにもイギリスらしい女性シンガーで、ダンナの「英国のバカラック」ことトニー・ハッチによるゴージャスなオーケストラが上品なムードをたたえます。”Where Are You Now(My Love)”の全英#1ヒットもいいですがここでは、エディット・ピアフの有名曲で日本では越路吹雪で知られた”If You Love Me?”を。炸裂するカスタネットもゴージャスさに拍車をかけています。

https://www.youtube.com/watch?v=1EV4aVcr14s

 

【名曲リレー2532】ever#2

■Ever Since The World Began / Surviver(’82)

アイズ・オブ・マーチのジム・ピートリック(g)を中心に結成されたサヴァイヴァ―は、映画ロッキーシリーズのテーマ曲に使われた“Eye Of The Tiger”でブレイクしましたがこの時のvoがジェ0ムズタウン・マサクレ(“Summer Sun”のヒットがあるマイナーバンド)のデイヴ・ビックラーだとは知りませんでした。そのアルバムに入った美しいバラードの“Ever Since The World Began”でもビックラ―は歌い上げます。そのビックラーは喉のトラブルでバンドを抜け、代わって入ったのがターゲット~コブラのジャミ・ジェイミソン(vo)でした。

https://www.youtube.com/watch?v=s8IcB1EFrYs

 

ただいまのBGMはゾンビーズの「Begin Here」(’65)です。ちゃんとした形では2枚しかアルバムを出せなかったゾンビーズは、コリン・ブランストーンの甘いロマンティックな歌声とロッド・アージェントのきらびやかなpianoが印象的な4人組でした。ヒット曲で一番好きなのはジュース・ニュートンも80'sにカヴァーした”Tell Her No”です。

 

コリン・ブランストーンのロマンティックな歌声は当時女性たちをうっとりさせたに違いないです。ゾンビーズのファースト「Begin Here」はサイケな味わいもあるセカンドに比べるとR&Bバンドらしさがまだ少し残ってる感じもあります。ハーモニウムをバックに歌われる商品”The Way I Feel Inside”では、コリン・ブランストーンの歌の力を感じさせます。