Another Days

tomorrow's another day、some say …

ストーンズ、バンスト

【火曜は60周年だよストーンズ】6・Sympathy For The Devil('69)

「Beggars Banquet」の1曲目。ゴダール監督の「ワン・プラス・ワン」の中でこの曲のレコーディング風景が流れます。なんと日本では独自にシングルカットされていたのだとか。歌詞は、旧ソ連ブルガーコフという作家の「巨匠とマルガリータ」という作品(全く知りません)にインスパイアされたということ。”悪魔を憐れむ歌”という邦題はちょっと違う気もしますが。ロッキー・ディジョーンによるpercが効果的です。キースの切り込む鋭いgは当時クラプトンが弾いてるのでは?という噂があったそう。

https://www.youtube.com/watch?v=uWepTCBBnLo

 

【名曲リレー2466】here#2

■Here We Go / Barnstorm(’72)

ジェームズ・ギャングを辞めたジョー・ウォルシュが、ケニー・パサレリ(b)、ジョー・ヴァイターリ(ds,kb)と組んだのがバーンストームで廃屋のジャケットのデビュー作は、JG時代のハードな曲からハーモニーを生かしたソフトな曲、じわじわと盛り上げるドラマティックな曲まで幅広いです。1曲目の“Here We Go”は、3番目にあたるタイプで、こういうのは当時プログレ的とも言われたものです。

https://www.youtube.com/watch?v=X4iTREf8IUg

 

日本ではその性癖の事ばかり取り上げられ音楽がしっかり理解されたとはいえないトム・ロビンソンのTRBは、明解なメロディーとビート感覚が痛快でした。デビュー作「Power In The Darkness」('78)に入ったスピーディーなナンバーはパンキッシュな印象ではありますがgと拮抗するorganもよく歌いパンクよりもずっと音楽的でした。大好きな"Ain't Gonna Take It"です。

 

洋楽聞く前は日本のフォークをきいてました。中学入った頃。特に南こうせつ大好きでした。ただ今聞くとarrとか、洋楽のもろ引用という感じで、なんだかなあの部分あります。76年のセカンド「ねがい」のタイトル曲はゆったりした感じ好きです。今でもふと聞きたくなる曲。石川鷹彦のarrは「On The Border」の頃のイーグルスを思わせるものですが。