Another Days

tomorrow's another day、some say …

トラッカウェイ、アトール

【水曜はTの人たち】ウィリアム・トラッカウェイ

ウィリアム・トラッカウェイはシスコ出身のヒッピーロックともいえるソッピーズ・キャメルのメンバーだった人。この71年のソロ「Breakaway」(Reprise)は、日本でも一部で根強い支持があり紙ジャケでCD化されたこともありました。prodはエリック・ジェイコブセンでラヴィン・スプーンフル的とも言われてますがそれは疑問。とにかく日曜の午後のBGMとしては、クリッターズの”Mr.Dinglysad”やピーター・ゴールウェイの”Desidedly Fun”級のナンバーです。

https://www.youtube.com/watch?v=lr8NMLMHCO8

 

 

 

【名曲リレー2467】here#3

■Here Comes The Feeling / Atoll(’79)

言われてみれば後期アトールのポップな感じはエイジアに通じるなあ。エイジアのファーストに入った“Here Comes The Feeling”を引っ提げてアトールの「Rock Puzzle」期(’79)にジョン・ウェットンがゲスト参加してたとは全く知らずこの音源を聞いてびっくりしました。派手さのないエイジアな感じが素敵。フランスのイエスと言われ超絶テクニックを駆使した「夢魔」時代もすごいがスパッとポップにキャッチーに転向した後期ももっと聞くべきだと思ったのでした。

https://www.youtube.com/watch?v=AA-mQf6jFX8

 

ただいまのBGMはジョー・ヴァイターリの「Rollercoaster Weekend」('75)なり。ジョー・ウォルシュ一家の大番頭で一の子分でもあるヴァイターリは、何でもこなすマルチプレーヤーですが初ソロでは親分のウォルシュやリック・デリンジャーが参加。豪快なアメリカンロックとメランコリックなナンバーが並んだ素晴らしい出来。fluteソロも入った”Feelings Gone Away”は後者の代表曲です。