【オムニバスを聴く日曜】53・Times Square~Original Soundtrack(RSO:RS24023-US'80)
「サタデー・ナイト・フィーヴァー」(ディスコ)「グリース」(オールディーズ)、「サージャント・ペッパー」(ビートルズ)と映画とサントラでヒットを飛ばしたRSOレーベルが次に選んだのはパンク~ニュー・ウェイヴ(という触れ込み)でした。当時から思ってましたがニュー・ウェイヴでも何でもないセレクションのサントラと一切関係ない青春ストーリーでした。ガーランド・ジェフリーズ、ラモーンズ、ルー・リード、パティ・スミスと割とNYパンク寄りのセレクションもあれば、スージー・クアトロ、ロビン・ギブ&マーシー・レヴィ(いい曲ですが)なんてところも。主演はトリニ・アルヴェラードとロビン・ジョンソン。
「Flesh+Blood」からのロキシー曲”Same Old Scene”が確か映画のオープニングでかかった記憶。この曲そのものがちょっとダンサブルなタッチです。
https://www.youtube.com/watch?v=vXOgQN1a7bE
サントラからのシングルがRSO子飼いのロビン・ギブ(ビージーズ)とマーシー・レヴィ(クラプトン・バンド)のデュエット曲”Help Me”と聞いてどこがニュー・ウェイヴ?と当時思ってしまったのでした。ただこのポップ曲ビージーズのメロディーでとても楽しい。やはりマーシー・レヴィ(後のマーセラ・デトロイト)は素敵です。
https://www.youtube.com/watch?v=h0zNwQ-5me0
【名曲リレー2436】better#2
■Making A Good Thing Better / Olivia Newton John(‘77)
“きらめく光のように”という邦題が懐かしい清楚なイメージの頃のONJのシングル。尾崎亜美が書いた“オリビアを聞きながら”でもこのタイトルの一節が複数形で出てきます。何とこの曲作者はジンジャーブレッド出身のピート・ウィングフィールドなのですが、ONJの曲の割にトップ40どころかトップ80にも入れず不発でした。
https://www.youtube.com/watch?v=Zbgg3xr1ZPk