Another Days

tomorrow's another day、some say …

ロバーツ、ダイソン

【木曜は君の名は?】Davy McVie / Rick Roberts('72)
 
解散したフライング・ブリトウ・ブラザーズのリック・ロバーツはファイアフォールを組むまでの間A&Mに素晴らしいカントリー・ロックのアルバムを2枚残しています。歌ものとしても、控えめではありますがルーツロックのアルバムとしても秀逸な出来。72年の「Windmills」に入った”Davy McVie”ではドン・ヘンリーのハーモニーもまた印象的です。
 
【名曲リレー1738】can't#3
■Why Can’t Touch You? / Ronnie Dyson('70)
NY育ちのR&Bシンガー、ロニー・ダイソンの最初のヒットになる"Why Can't I Touch You?" (#8)は都会的な洗練された味わいです。ノーザンというか、こういう感じのR&Bが一番好きです。ブロードウェイ版「Hair」にも出演したとのこと。ちょっと中性的にも聞こえるvoです。
 
【FC】
僕には、「日本で紹介された当時のニュー・ウェイヴ的な」イメージが強いグラハム・パーカーですが76年のデビュー作「Howling Wind」にはこんな爽やかな曲もありますね。ブロンディーも当初はNYパンクとして紹介されるなど、レコード会社の宣伝はとりあえず目についてもらえれば…という部分あるのですが、そのイメージが強いと払拭するのになかなか大変ではあります。”Between You And Me”です。