【木曜の女たち】キャシ・マクドナルド
キャシ・マクドナルドといえばジャニスの後任としてビッグ・ブラザー&ホールディング・カンパニーに参加したパワフルな女性シャウターで、リオン・ラッセル人脈でジョー・コッカーの「Mad Dogs And English Men」やらデラニー&ボニーのアルバムにもコーラスシンガーとして参加してました。74年の「Insane Asylum」(Capitol)は縦横無尽なパワフルなvoが楽しめますが、ビージーズ、バファロー・スプリングフィールド、マーサ&ヴァンデラス、プレスリーなどのカヴァーを収録。プラスティック・ペニーからエルトン・ジョンのバンドに加わったナイジェル・オルソンのソロ「Nigel Olsson'sDrum Orchestra &Chorus」では、ゲストのキャシ・マクドナルドがゴスペル風味たっぷりに歌います。師匠筋のリオン・ラッセルのカヴァー“Hummingbird”です。
【名曲リレー2391】over#3
■Move Over / Slade(‘72)
ジャニス・ジョプリンで有名な“Move Over”をスレイドがカヴァー。意外と合ってるのも面白い。いつも書いてますがグラムロックの流れで英国民に愛されたスレイドは、実に芸達者なバンドです。72年の「Slayed」から。