Another Days

tomorrow's another day、some say …

NGDB、ウィンチェスター

【火曜はカントリー・ロックのカ】Travelin’Mood / Nitty Gritty Dirt Band('70)

南カリフォルニアロングビーチで結成されたニッティ・グリッティ・ダート・バンドは初期はジャグ・バンド・スタイルでしたが、70年の「Uncle Charlie And His Dog Teddy」を出すころにはブルーグラス+カントリーロックの線でほぼ固まり、同時代のssw作品(ジェリー・ジェフやケニー・ロギンズ、マイク・ネスミスetc)とトラディショナル曲がいい塩梅で並んでいて、そこにジョン・マッキューエンのbanjoが絡んでアパラチアのマウンテン・ミュージックからニュー・オーリンズまでディスカヴァー・アメリカ的な視点も楽しい。ドキュメント的なチャーリー叔父さんのモノローグの挿入も効果的です。"Travelin' Mood"は、ジミー・ファッデンのエモーショナルなハーモニカも素晴らしい。

https://www.youtube.com/watch?v=PU8XAvA8pyE

 

 

【名曲リレー2368】breeze#2

■Nothing But A Breeze / Jesse Winchester(’78)

ジェシ・ウィンチェスターというとロビー・ロバートソンprodのファーストの評価が高いのですが、ブライアン・エイハーンのprodでエミルー・ハリスやニコレット・ラーソンが参加した「Nothing But A Breeze」も悪くないと思います。これはタイトル曲でユーモラスなスライドと若きニコレットのハーモニーが気持ちいい。なぜかウィンチェスターのLPは、西新宿の中古屋の入り口にあたる歩道橋の辺にあった「えとせとら」でよく集めた記憶があります。

https://www.youtube.com/watch?v=gKAOalE_jm0