【水曜はAristaの人たち】18・ベン・シドラン
76年のAristaはウエストコースト的なメロディアスなポップロックを売り出すことに躍起になってましたが、来るべきAOR時代にも向けて都会的な音に食指を伸ばしておりました。スティーヴ・ミラー・バンド出身のkb奏者ベン・シドランはCapitolやBlue Thumbに何枚かソロがありますが、Aristaに移った「The Doctor Is In」('77)ではジャズをベースにアダルトな音楽を披露しています。ずーっと先Go Jazzレーベルを立ち上げる事になるのですが、全然ブレてません。この洒脱な”Get It Yourself”もなかなかカッコイイ。
https://www.youtube.com/watch?v=zsBCKXpV-6M
【名曲リレー2341】black#3
■Black Dog / Led Zeppelin(’72)
ゼッペリンの「IV」の1曲目で無伴奏のプラントのvoとバンドの演奏が交互に出てくるシンプルな構成で、フリートウッド・マックの“Oh Well”を手本にしたと言われています。バンドのヘヴィな演奏は73年のMSGでの映画のライヴでも十分堪能できます。
https://www.youtube.com/watch?v=6tlSx0jkuLM