Another Days

tomorrow's another day、some say …

エアーズ、J

【ケヴィン・エアーズの30曲+】**@九段会館'88

そして呼び屋さん(スマッシュ)の熱意が実ったのか88年12月21日突然の来日が決まりました。場所は後に震災でつぶれてしまった九段会館。メンバーはオリー、スペイン人のリズム隊~マルチェロフエンテス(b)とトニ・ヴァズケス(ds)~にケヴィンの4人。なんと音だけですがフルであがってます。なかなかいい感じ。

https://www.youtube.com/watch?v=RwTrSJklQwI&t=1205s

 

 

【名曲リレー2289】and#3

■Crocodile Tears And Velvet Cosh / David J(‘85)

バウハウスのgのデイヴィッド・Jのソロから。何故か昔からこのタイトル曲が好きでLPを持てったこともありました・ルーリードやジョニー・サンダースがやるアコースティックな曲に似た手触りがあります。

https://www.youtube.com/watch?v=9VJM-u8g02Y

 

【先週の読書】

23061■おかえり横道世之介 / 吉田修一(中公文庫)
5月に新作が出るそうな世之介シリーズの第2作。久々の再読でしたが、なごみます。新作の「永遠と横道世之介」が楽しみになりました。文庫化にあたって「続~」から「おかえり~」に改題されてます(2019)。
23062■戦士の岬 / 半村良(文春文庫)
半村良のいつもの伝奇SFなら、何やら事件が合って主人公が掘り下げてゆくと、古代から由来のある○○一族や黄金伝説があったりして主人公がピンチに陥るというパターンなんですが、これは倒叙型伝奇もの。主人公の広告屋グループが、メンバーゆかりの地である房総の過疎の地域に町おこしに、自分たちが黄金伝説を仕込んだら、実は別の黄金伝説があって~という話。広告屋グループの青春ものとしての側面もあって結構楽しい1冊でした。(1976)