Another Days

tomorrow's another day、some say …

SDT、ファイアフォール

【水曜はCharismaの人たち】10・ストリング・ドリヴン・シング

フォークロックと書かれてる本もありますが、グレアム・スミスのエキセントリックなviolinやヒプノシスのジャケがプログレ的、グラムロック的にも聞こえるストリング・ドリヴン・シングは、セカンド「String Driven Thing」('72)からがCharismaからのリリース。シングルにもなった”Circus”です。

https://www.youtube.com/watch?v=cATm-piRZvs

 

【名曲リレー2011】head#3

■Head On Home / Firefall(’77)

ファイアフォールは、フライング・ブリトウズのリック・ロバーツを中心としたルーツ系の6人組で、ストリングスが入ったとてもポップな曲やサザンロック的なワイルドなナンバーを得意としていました。僕はリアルタイムでしたが、今から思えば同じような音楽性の先人バンドの代わりとして(substitute)聞いてたのだなあと思います。ライナーには「マナサスを超えた」と書かれてましたが後年マナサスを聞くと超えるどころか及びもしてないと思います。「Luna Sea」の中で一番マナサスっぽいのがこの“Head Oh Home”で、ゆるいスライドと後半のラテンっぽいpercとflの掛け合いが面白い。メンフィス・ホーンズとゴスペルコーラス(ブラックベリーズのクライディー・キング、ヴェネッサ・フィールズ、ジュリア・ティルマンが参加)がいいサポートです。

https://www.youtube.com/watch?v=ReNFVbkgkaQ

【新・私を形成する100本の映画】#15 獄門島('77日本)
市川崑監督/石坂浩二金田一のシリーズの「犬神家の一族」、「悪魔の手毬歌」に続く第3弾で、横溝正史の原作では「本陣殺人事件」に続く金田一長編第2作(その間に短編がある)になります。俳句に見立てた殺人と言う、アイディアはいかにも当時の本格推理(この呼び名も今となってはどうか?と思いますが)の最前線という感じ。映画は、原作と一部犯人が変えられていて、基本的にはルール違反なのですが、作者もOKしたのでしょう。佐分信演じる和尚のセリフ「き(季)ちがいだが仕方がない」は、映画公開時にはOKだったが、TV放送の際放送コードに引っかかるとしていろいろ苦労があったといいます。その後のTVシリーズなどでは、スタッフも知恵を絞っているようだ(肝のセリフなのでなしではおかしい)。俳句見立て殺人と金田一が気づくのは、電線に止まった鳥が、5.7.5からというのは、いかにもマヌケ。  あと信じられない話ですが、劇場版公開直前にTVで、古谷一行主演の別のシリーズで「獄門島」をやった(TBS)とのこと。今じゃ考えられませんねえ。 他には、大原麗子司葉子加藤武草笛光子太地喜和子東野英治郎浅野ゆう子(この役はイタい)、ピーター、上条恒彦、三木のり平坂口良子三谷昇ら。音楽は大野克夫村井邦彦と来て今回は田辺信一。意外と今聞くとソフロ風に感じるかもしれません。ちなみに今日3日は大原麗子さんの命日だそう。
1人、テキストの画像のようです
 
 
 
今枝 源一郎、福田 和香、他15人