Another Days

tomorrow's another day、some say …

JG、ボーイz

【金曜はジェームズ・ギャングの世界】#10 Jesse Come Home('76)

 

前作「Newborn」で参加したバッバとシャックが揃って脱退。再び窮地に陥ったバンドは原点に返ってかジョー・ウォルシュがJG以前にいたミーズルズのボブ・ウェブ(vo、g)、ダネーション・オブ・アダム・ブレッシングのフィル・ジロンバルド(vo,kb)というオハイオ人脈の新メンバーを加えてます。もはやハードロックというよりはフツーのロックですが。それでも必殺のスライドが炸裂する静と動の対比が鮮やかな”Feelin’Alright”、アンドリュー・ゴールドの作品を取り上げた”Love Hurts”、ハーモニーとgのリフで聞かせる”I Need Love”など佳曲はあります。ジェシー・ジェイムズのギャング団、お家へお帰り、みたいなタイトル(ニール・ヤングの助言があったという話も)や夕陽のに向かう馬上の人という哀愁のジャケはもうおしまいにしようと決めてたのかもしれません。prodはロン&ハウィー・アルバート。当然日本未発売で、バンドも77年に活動を止めてしまいます。

https://www.youtube.com/watch?v=z4m47o_o0lw,

 

 

 

【名曲リレー1950】kansas#2

■Back To Kansas / The Boyzz(’78)
半年前に某judasさんが取り上げられたボーイズのデビュー作、やっとタイミングが合いました。「死の掟」という邦題が付いた78年にしてはちょっと古くさい感じのバイカーズロックのムードですが、調べたらミートローフ関連のCleveland Internationalレーベル(他にはエレン・フォーリー、ユークリッド・ビーチ・バンドetc)なんですね。下世話なムード満載のラフなロックンロールで楽しいです。「Too Wild To Tame」から。

https://www.youtube.com/watch?v=mpL5fc2b3lg