Another Days

tomorrow's another day、some say …

スミダボ、トト

【名曲リレー1105】goodbye#3

■Girl Goodbye / Toto(’78)

トトはデビュー以前にスタジオ職人として名を馳せていた連中の集合体で、78年らしいキャッチーなポップロックを聞かせる上にスタジオワークで鍛えられた複雑なリズム感覚を持ったバンドでした。パワーポップと呼ぶには扇情的に訴えるメロディーもあり新しいのか古いのか見当つきにくい部分も自分のなかでありました。一番聞いたのは78年のデビュー作で”Girl Goodbye”はB面の1曲目。力強いリズムが印象的。ボビー・キンボール(S.S.フールズというトト以前にいたバンドは日本でも出てました)のvoはこのバンドのの演奏によく合ってた気がしますが。

https://www.youtube.com/watch?v=5MhqC5EgJX8

 

【火曜A&B】スミス&ダボ

デイヴ・クラーク・ファイヴのマイク・スミスとマンフレッド・マンのマイク・ダボが組んで76年にアルバムを出したスミス&ダボといえば、GS出身のvoが組んだ時代遅れの懐メロ歌謡的なものを想像してしまいますが、すごく洗練された音楽です。ものすごく後ろ向きの、ノスタルジアサーキット的なイメージをあっさりと覆します。脈々と受け継がれてきた英国ゲーノー界テイストを感じさせるポップスです。バックはレイ・ラッセル、モ・フォスター、バリー・デ・スーザといったこれまた匿名的な演奏を得意としたスタジオメンが固めています。

https://www.youtube.com/watch?v=mhrtwg3khlE