【金曜はAtcoの人たち】ドクター・ジョン（Dr.John）
昔はロックファンがニュー・オーリンズの音楽に触れるきっかけとなったのは、多くはドクター・ジョンの「Gumbo」('72)でした。マック・レベナック(kb,vo)がドクター・ジョンというキャラを演じているのですが、60's末にはヴードゥー魔人的なキャラ、その後サイケ風味もあり、原点に返ったニュー・オーリンズ・スタイルにもどったのがこの「Gumbo」。ヒューイ・スミス、プロフェッサー・ロングヘアなどニュー・オーリンズ・クラシックをカヴァーしています。シンディ・ローパーまで取り上げた”Iko Iko”を。転がるpianoが楽しいです。
https://www.youtube.com/watch?v=S_UYPu5RFXI
ドニー・ハサウェイ
ニュー・カクタス・バンド
ジェームズ・ギャング
【名曲リレー1647】flight#2
■Flight Of The Rat / Deep Purple('70)
昨日のナザレスをprodするにあたってロジャー・グローヴァーが「In Rock」の事を思ったかどうかわかりませんが、「In Rock」での徹頭徹尾なハードロック路線は当時日本でも話題となりました。有名曲が並んだA面に比べるとB面は地味な印象を受けますが、なかなか佳曲ぞろいと今ならわかります。ヘヴィーでありながらスピーディーな”Flight Of The Rat”でもgのリフとならんで金属的なジョン・ロードのオルガンが冴えます。
