Another Days

tomorrow's another day、some say …

トムt、トト

【月曜ソングライターズ(新)】トム・T・ホール

いささか古い記事ですがRolling Stone誌が選んだ100組のソングライターたちからピックアップ。99位はカントリー畑のトム・T・ホールでした。去年惜しくもお亡くなりになったのですが、個人的にはグレンダ・グリフィスやグラム・パーソンズが取り上げた”I Can’t Dance"の人です。

https://www.youtube.com/watch?v=1c8X2-8t2Cw

 

【名曲リレー1868】anthem#3

■Child's Anthem / Toto('79)

トトのデビュー作に入ったバンドの序章的な壮大なインスト。つい忘れてしまうことですが、デビュー当時はボズ・スキャッグスなどのバックをやってた有能なスタジオ・ミュージシャン集団が独立してデビューという触れ込みで、ポップなメロディーとガッツのあるロック、派手なgソロやメロウな旋律などメリハリの利いた構成故、シンフォニックな味わいもあって、ジャーニーやボストン、スティックスなどの並びに加えられることとなりました。

https://www.youtube.com/watch?v=cz6SYS2xI9A&t=24s

【先週の読書】

22008■四畳半タイムマシンブルース / 森見登美彦(角川書店)
これってありなのか? 上田誠原案でヨーロッパ企画という劇団の芝居「サマータイムマシンブルース」(映画にもなりました)をモリミーが四畳半ワールドの住人で置き換えた話。映画も四畳半ものも好きだからいいのだけど、ちょっと安易だなあとも思いました(^^)(2020)
22009■ひきなみ / 千早茜(角川書店)
男尊女卑の激しい島の祖母に預けられた葉(よう)と島に住む真以(まい)の2人の少女の物語。前半は小中学生時代、後半はある事件をきっかけに別れた2人が20代で再会する話。なかなかヘヴィな話ですが背筋がピンとなります。しかし後半に出てくるクソ上司のクズぶり…以前渡辺秀子さんが真以に栗山千明をあてて読んだ、みたいな事書かれてて言い得て妙だなあと思いました。西川真以子さんの表紙も好き(2021)。