Another Days

tomorrow's another day、some say …

チャボ、ヤヌス

【和ものの月曜日】仲井戸麗市
明日からRCものを始めるんで、前哨戦でチャボを。これは「The 仲井戸麗市 Book」('85)から。結構ハードな世界もあるけど、RCの世界(実際リズム隊はRCだしハチ(春日)も参加してますからかなり共通項あり)に近い”ティーンエイジャー”大好きです。
 
【名曲リレー1728】sun#3
■Red Sun / Janus('72)
ヤヌス(ジェイナス)は、独Harvestからデビューした4人組ですが、英バンドという話もありました。当時はドイツは本国以上にハードロック、プログレなどアンダーグラウンドなロックがの支持が強かったのでイギリスよりも契約しやすいという部分があったのかも。しかしジャーマンはこういう髑髏ジャケ多いですね。「Gravedigger」1枚で消えたようです。じわじわ盛り上げるドラマティックな音です。
 
【FC】
ジェリー・ラファティーのハンブルバムスのドリーミーな”Look Over The Hill And Far Away”('69)です。あたたかな木管が気持ちいいです。このあとソロになって、スティーラーズ・ホイールの結成にかかわります。
 
【先週の読書】
21111■アンマーとぼくら / 有川ひろ(講談社文庫)
有川さんの作品は、気持ちを穏やかにさせてくれます。これは沖縄に住む継母のところに3日間里帰りする青年の話。途中でこれがただの里帰りではないことがわかりますが…行ったことないけど綺麗なところなんだろうなあ…ということが伝わってきます(2016)。
21112■51番目の密室 / 早川書房編集部編(ハヤカワ・ポケット・ミステリ
これは別で書いたんで割愛(2010)。
85年の8月に起きた日航機ジャンボ墜落事件。当時作者の横山さんは地元群馬の上毛新聞の記者だったのだとか。ここでの主人公、悠木は北関東新聞の社会部の記者でこの未曽有の事故の「日航デスク」を任され…という話。編集局と販売部の対立、「大久保・連赤(大久保清事件、連合赤軍事件)」以上の大事件に遭遇し意気上がらない上司への反感、うまくいってなかった息子との関係、当日谷川岳に一緒に登山予定で直前に倒れた同僚の葛藤など様々なものが渦巻いています。個人的に横山作品では「半落ち」「64」よりもこれです(2003)。