【金曜はAtcoの人たち】ジェームズ・ギャング
ジョー・ウオルシュからドミニク・トロイアーノにgtrが代わったジェームズ・ギャングは悪く言えばいなたいハードロックでしたが、3代目gtrとして加わったトミー・ボーリンが持ち込んだソリッドなそしてエフェクターを駆使した空間的な広がりを持ったハードロックになりました。ABCからAtco移籍第1弾となった「Bang」('73)は曲の出来では次の「Miami」に負けると個人的に思うのですが、”Standing In Rain”はなかなかカッコいい。
https://www.youtube.com/watch?v=uoQKmi70R7U
【名曲リレー1662】on#3
■On The Other Hand / Don Preston('74)
ザッパがらみのドン・プレストンではなく、リオン・ラッセルの右腕のシェルター・ピープルのgtr。74年にShelterから出したソロ「Been Here All The Time」はジャケット写真では見たことあるけどブツを見たことはないレアなもの。マッスル・ショールズやロンドンなど各地でレコーディングされていまして、クリス・スチュワートやニール・はバードの英国勢も参加しています。
https://www.youtube.com/watch?v=xox9vAgWxUQ
【FC】
お友だちがサー・ロード・バルティモアを挙げられてて、その画像にスプリングスティーンの「アズベリー・パーク」のジャケットが映ってました。はて?と考えて調べるとSLBのprodがスプリングスティーンのマネージャーもやってたマイク・アペルなのでした。この人バルーン・ファームというガレージ・パンクにもいて”Question Of Temperature”というヒット曲がありました。Rhino版の「Nuggets」のHits編に入っておりました。
そしてこの曲はブラウンズヴィル・ステーションのカヴァーもありました。