Another Days

tomorrow's another day、some say …

ウォーロックス、デュプリー

【月曜ははじめの一歩】Early Morning Rain / The Warlocks('65)
 
ザ・ウォーロックスは、後にグレイトフル・デッドを名乗る面々ですが、65年のAutumnレーベルでの音源が後に「Birth Of Dead」というコンピで聞けます。これはゴードン・ライトフットのカヴァー。
 
 
【先週の読書】5月第4週

インディヴィジュアル・プロジェクション / 阿部和重(新潮文庫)

相当久しぶりに読み返します。今読むとオウムの事件を思い出す部分もありました。ただ後半に進むにつれて理解不能になってゆくのですけど、わけわからないけど気持ちいい、みたいな感じはあることはあります。

七瀬ふたたび / 筒井康隆新潮文庫

シリーズ第2作。映像化されてる(例によって見てません)のでシリーズの中では一番知られているかもしれません。仲間を得て平穏な生活を続けようとした七瀬を狙う敵がいる、というのが全体のストーリー。連作短編集です。

夢違 / 恩田陸(角川文庫)

久しぶりの再読。ハードカヴァー時代もなんだかわからない話だなあと思ったのですが、結構な厚さのわりに今回はそんなに苦労せず一気にいけました。夢が可視になった未来の話。他人の夢の映像を記録した「夢札」を解析する「夢判断」を職業とする主人公には、かつて思いを寄せていた女性がおり、その女性は日本で初めて予知夢を見ていると認定された人だった。悲惨な事故で亡くなったはずのその姿を主人公は最近あちこちで一瞬見かける。それは夢札酔いと呼ばれる職業病の症状なのか?折りしも各地の小学校で頻発する集団白日夢。主人公はその事件解明にかかわる調査を依頼されるのだが、行き先々であの女性の姿が…という話。結末は一部放置プレイです。

【名曲リレー1277】away#2
■Steal Away / Robbie Dupree('79)
一連のマクド影響下のAOR曲では一番よく出来てるのがロビー・デュプリーの”Steal Away”だと思います。日本でも長きにわたって愛されたナンバー。LAのイメージで語られますが実はNYはブルックリン出身。”ふたりだけの夜”という邦題でいきなりのヒット(#6)となった”Steal Away”ですが、デュプリーの本質はもっと硬派なR&B路線にあったようです。この甘いムード曲は意外とこの曲くらいだったりします。