Another Days

tomorrow's another day、some say …

ニューマン、ストム

【火曜は君の名は?】Suzie / Tom Newman('73)

60’sにはジュライというサイケ・バンドにいてVirginレーベルでマイク・オールドフィールドの「Tubular Bells」をprodしたトム・ニューマンの初ソロは初期Virginから出た数少ないノン・プログレ的な1枚でした。ノスタルジック・ムードのナンバーからサイケ風味のものまで幅広いです。この”Suzie”は60’sのロッカ・バラード風。ヘンリー・カウのリズム隊にマイクでこういう音楽というのも珍しいです。アルバムにはリコーダー(吹いてるジョン・フィールドはジュライ時代の仲間でジェイド・ウォリアーの人)を使ったロックンロール曲もあります。

https://www.youtube.com/watch?v=DdGVRq05wiw

 

 

【名曲リレー1154】man#2

■Man Of Leo / Stomu Yamashita's Go('76)

70's初めからイギリスで活動していた日本人percツトム・ヤマシタの名前が広く知られるようになったのは76年のGo Projectでしょう。人脈を生かして豪華ゲストを加えたコンセプトアルバムでパリでの再現ライヴも後に出ました。トラフィック解散後セッション中心だったスティーヴ・ウィンウッド(kb,vo)、初期サンタナのds、マイク・シュリーヴ、ちょうどこの頃クロスオーバー・シーンで売り出し中のアル・ディ・メオラ(g)、タンジェリン・ドリームクラウス・シュルツェ(syn)というIslandレーベルらしい人選。さらにヘッドストーンのジェローム・リムソン(b)、後にグレン・ヒューズと組むパット・スロール(g)、サンダーサイズ(ルー・リードの”Wildside”のコーラスが有名な3人組)のカレン・フリードマン(vo)というかなり通好みな人選。スタジオ盤はさらっとした感じですがこのライヴ盤(リリースは78年)はかなりこってりした演奏です。

 

https://www.youtube.com/watch?v=vrZjuJDNS1I