【木曜はマンフレッド・マン関係】5・マンフレッド・マン(個人名)
やっと各論。まずは創設者である御大。南アフリカ生まれで60’s初めに帰英。彼のバンドであるため対外セッションは意外なほど少ないです。Chapter3の前にマイク・ハグとEmanon(No Nameをさかさま読み)というユニットでCM音楽をやっていたこともありました。忘れていけないのはユーライア・ヒープの”July Morning”のエンディング近くでケレン味たっぷりのシンセソロを取っていること。この参加のきっかけはわかりませんが、ヒープの最初の2枚はチャプター3と同じVertigoから出てること(これが入った「Look At Yourself」はBronzeからでしたが)つながりかな?
https://www.youtube.com/watch?time_continue=10&v=Lu8U-VlnWCk
【名曲リレー940】blue#2
■Blue Peter / Mike Oldfield ('79)
blueは何回もやってるんでネタがなくなりかかってますが、こんな曲を。マイク・オールドフィールドの「Platinum」時期のシングル。片面もしくは両面(という表現はLP時代の名残ですね)使った大作が有名なマイク・オールドフィールドは、実はシングルも多く、その多くは英国的な古謡をアレンジしたユーモラスな表情の曲が多いです。これもそうでシンセとgの絡みぐらいが実にこの人的。
https://www.youtube.com/watch?v=2hXIwdXNwYA
【69年の100曲】18・オブ・ラ・ディ・オブ・ラ・ダ / パワーハウス
横浜ではゴールデン・カップスと同じくらい人気があったというパワーハウス(gは陳信輝、bは柳ジョージ)は、本邦初の本格的ブルーズ・ロックですが、英米感覚ではこういう音は2年前なんで、やっぱり当時はそれくらいのタイムラグがあったわけです。それでもビートルズ・ナンバーをストレートなブルーズ(”Back In The USSR”)やガレージ風味(本曲)に焼き直す感覚はすごいなあ。