Another Days

tomorrow's another day、some say …

シェルビー、TYA、フィールグッズ、リンダ

【月曜の女たち】シェルビー・フリント
 
若きジョニ・ミッチェルが憧れたそうなシェルビー・フリントは清涼剤的なすがすがしさのフォーキーな歌声が印象的な人。58年にデビューし、旦那のバリー・デヴォーゾンのValiantレーベルから何枚かシングルが出ています。可憐で儚いウィスパー系の歌い手で、いちばんはこの曲かなあ。ジェームズ・ギャングも2枚目でカヴァーしてます。
 
 
【名曲リレー943】edge#3
 
■Walking On The Edge / Dr.Feelgood('77)
 
フィールグッズの「Sneakin' Suspicion」からのナンバー。ウィルコ・ジョンソンはこのアルバムの後脱退、ソロになってからもソリッド・センダーズでこの曲をやってます。バンドはジッピー・メイヨーを加えて新たにスタートを切るのです。スライドソロもあります。
 
 
【徒然なるままに西海岸の名曲を…】3・I Can't Help It
ハンク・ウィリアムズつながりで、リンダの”I Can't Help It”を。「Heart Like A Wheel」('74)に入ってた曲で80'sに入っても、セットリストに残り続けた、カントリーロック時代のレパートリーです。動画は74年のTVライヴで、コーラスのエミルー・ハリスもワイプですけど映ります。まだまだ垢抜けない感じのリンダもいいですねえ。
 
【69年の100曲】22・I Woke Up This Morning / Ten Years After
 
まさに上り調子だった時期のTYAの4枚目「Ssssh」(シュッと読むらしい)の邦題「夜明けのない朝」はこのブルージーなナンバーから取られています。驚異の早弾きをウッドストックの”I'm Going Home”で披露したアルヴィン・リーの痛快なまでの弾きまくり感がカッコいい(アルバムの録音はウッドストック前ですが)。ブルーズ・ロックとして語られるTYAですけど、正確にはブルーズ・ロックンロールといった感じ。