Another Days

tomorrow's another day、some say …

デッド、クイック、クリフォード

【鱧の40曲】Big Boss Man / Grateful Dead('71)

グレイトフル・デッドの初期のメンバーの一人、ピグペンことロン・マッカーナンもまた白いハーモニカを聞かせる人でした。Skull & rosesという愛称で知られた2枚目のライヴ盤は、all新曲+カヴァーで構成された野心的な選曲でありました。ジミー・リードのブルーズ曲のカヴァーで、ピグペンはつたないvoとハーモニカを聞かせます。

https://www.youtube.com/watch?v=cqhemmeAZAA

【火曜はカヴァー曲のカ】Rag Doll

フォー・シーズンズの有名曲”Rag Doll”を意表突くarrで取り上げたザ・クイックは、76年に登場した米パワーポップです。しかし言われないと気付かないarrです。prodはキム・フォウリーで、となるとラナウェイズと同じころですね。この1枚で解散しています。

https://www.youtube.com/watch?v=hVVNgSkAcic

 

【名曲リレー881】river#2

■I Am The River / Buzz Clifford('69)

バズ・クリフォードは、61年に"Baby Sittin' Boogie"のノヴェルティなヒットを出した人ですが、67年にダニエル・ムーアとフル・トリートメントと言うバンドを組んでA&Mにシングルを出しています。リオン・ラッセルらスワンプ・ロックのLAコネクションと言われる裏方の一人でしょう。「See Your Way Clear」('69)は、ダニエル・ムーア(g.p,vo)が全面参加。弟のマシュー・ムーア(ムーンと言うバンドにいました)やカール・レイドル(後にデレク&ザ・ドミノス〜クラプトン・バンド)も参加しています。ドリーミーなサイケ・ナンバー"I Am The River"がベストトラック。スワンプ・ロックの知らざれる名盤と紹介しているところもあるようですが、どっちかというとスワンプの萌芽が感じられるソフトなサイケデリックでしょうか。

 

https://www.youtube.com/watch?v=iAx1MUvhkug