Another Days

tomorrow's another day、some say …

モット、ナイレン、ペンタ

【名曲リレー925】ground#3

■Soft Ground / Mott The Hoople('73)

「All The Young Dudes」でモット・ザ・フープルの音はグラム・ロック方面へ舵を切るのですが、従来路線の雰囲気を残した曲もありました。ヴァーデン・アレン(この後脱退してしまうんですが)のヘヴィなオルガンとvoが聞ける”Soft Ground”は、バンドの新しい方向性から離れた、異色のナンバーではありますが、”Sucker”とか”Out Of The Boys”にピンと来ない僕は結構好きな曲です。

 

https://www.youtube.com/watch?v=HJWp50gCPHM

 

【水曜は最高位40位台】Don't Tell Me You Love Me / Night Ranger(’82)
 
ルビコンというシスコのブラスロックのメンバーを中心にモントローズやモブにいた人たちが集まって結成されたナイト・レンジャーのデビュー曲。わかりやすいメロディーと派手で映えるソロを盛り込んだキャッチーな曲でしたが、41位どまり。日本では”Zokkon 命”の引用など何かと話題にはなりましたが、その後あんなに大きなバンドになるとは予想もしませんでした。
 
【69年の100曲】3・Once I Had A Sweetheart / Pentangle
 
フェアポート・コンヴェンション、スティーライ・スパンと比べるとペンタングルの音楽は英フォークとはいえずいぶん違います。共通項は女性vo(ジャッキー・マクシー)がいる事、gの名手(バート・ヤンシュとジョン・レンボーン)を配してる事、アコースティックな音楽な事でしょうか。フォーク・ブルーズ寄りのヤンシュ、トラッド寄りのレンボーン、ジャズ的なリズム隊のダニー・トンプソン(b)とテリー・コックス(ds)にマクシーの5人組。クールなそして緊張感あふれる浮遊感は独特な持ち味です。3枚目の「Basket Of Light」(Transatlantic)からの”Once I Had A Sweetheart”です。