Another Days

tomorrow's another day、some say …

マシーン、ちゃぷ3、BJ

【名曲リレー926】soft#2

■Soft Space / Soft Machine('78)

実質上最終作「Alive And Well Recored In Paris」のライヴ盤の最後に入ったおそらくはスタジオ録音の”Soft Space”は、久しぶりのシングルとなったもので、ジャーマン・ロック的な味わいものあるものです。テクノ前夜とのいえるこの時期にマシーンがこういう曲を出して役目を終えたというのもなんか象徴的。カール・ジェンキンズ(kb)は、ニュー・エイジ方面で名前を売りますが、あと1枚マシーン名義でアルバムを出し(実質はジェンキンズのソロ)キャリアを汚します。反復する感じが妙な心地よさあり。

https://www.youtube.com/watch?v=3IFdnMXeidQ

 

【木曜はマンフレッド・マン関係】3・Manfred Mann Chapter 3
 
69年にいったんバンドは解散、マンとマイク・ハグ(kb,vo)が新たにスタートさせたのは第3章というわかりやすいユニット名でした。Vertigoと契約し、特に2枚目の「Volume 2」('70)は所有欲を刺激するジャケットです。菅の入ったジャズ・ロックですが、はっとさせられるような琴線を刺激するメロディアスなナンバーもあります。”I Ain't Laughing”もその仲間です。
 
 
【69年の100曲】4・Raindrops Keep Falling On My Head / B J Thomas
 
ポール・ニューマンロバート・レッドフォードが主演し、キャサリン・ロスと共演した、映画「明日に向かって撃て!」(ジョージ・ロイ・ヒル監督)は、ニューシネマ・ウエスタンの傑作ですが、バート・バカラックの音楽も素晴らしかった。主題歌となった”雨にぬれても”は、B J トーマスの本質とはちょっと違うところにあります(BJにしては洗練されすぎ)けど、詩情溢れるメロディーが画面とマッチしておりました。