Another Days

tomorrow's another day、some say …

クラウズ、サンタバーバラ、スローン

【日曜トリオ】クラウズ

ELPタイプの編成のクラウズ(Clouds)はIslandレーベルらしからぬ(クリムゾンもELPも同レーベルなのにヘンですが)本格的なプログレッシヴ・ロックでしたが、3枚だしたきりで解散してしまいました。まあプログレというよりはなんでもやってやろうという当時のシーンを象徴してた感じです。ELPよりも早く"Nutrocker"を取り上げています。楽器の交換ではないですが、アクロバティックな演奏は確かにオリジナリティがあったかも。

https://www.youtube.com/watch?v=oH9d054o7x8

【紫一家の50曲】13・Rubber Monkey / Santa Barbara Machinehead('66)

サンタ・バーバラ・マシンヘッドはパーマネントなグループでなくジャムセッションのユニットで後からバンド名が付けられたのでしょう。Immediateレーベルの有名なオムニバス「Blues Anytime Vol.3」に収録された3曲しかありません。メンバーはジョン・ロード(kb~元アートウッズ)、トゥインク・アドラー(ds~元フェアリーズ、後にトゥモロウ、プリティ・シングス)、キム・ガードナー(b~元(ブリティッシュ)バーズ、後にアシュトン・ガードナー&ダイク)、ロン・ウッド(g~元(ブリティッシュ)バーズ、後にジェフ・ベック・グループ、フェイシズ、ストーンズ)の4人。どれもインストで、"Rubber Monkey"は、ロン・ウッドのgもたっぷり聞けますが主役はロードのorgですね。ジャンル的にはモッズ的なR&Bでしょう。過小評価されてますがキム・ガードナーのブンブンベースもカッコイイ。

https://www.youtube.com/watch?v=pVoIg27lMZ8

ブルース・エニタイムI(K2HD/紙ジャケット仕様)

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【名曲リレー755】I found#3

■I Found A Girl / P.F.Sloan(‘66)

フォークロックと呼ぶには限りなくフォークに近いDunhillレーベルのP.F.スローンですけど、いいメロディーを書きます。スティーヴ・バリと組んだスローン=バリのコンビは裏方としてファンタスティック・バギーズやら初期グラス・ルーツなどで活動。sswとして多くのシングルを出してますが、本国では“Sins Of Family”が100位内に入ったくらいですが日本では“From A Distance”のヒットもあり結構認知度が高かった。“I Found A Girl”もDunhillもののコンピにはよく入ってるシンプルな引き語りで、いいメロディーです。

https://www.youtube.com/watch?v=23FxMp6SFaA