Another Days

tomorrow's another day、some say …

8フィート、エピソード6、スクリッティ、バーズ

【月曜の女たち】エイト・フィート

そもそも個人名なのかグループなのかもわからなかった謎のアーティストですが、66年にColumbiaから唯一のシングルを出した人たち。66年というとすでにガール・グループのブームは終わっていて、この時期のトレンドだったフォークロックに、こうした当時の感覚でオールディーズっぽいムードのガール・サウンドを絡め、スペクター風のアレンジでやったのは、なかなか心憎い(ケイクの”Baby That's Me”もそうですが)。曲はアル・クーパーと(ほとんどクーパーが書いたらしいですが)アーウィン・レヴィンの作。クーパーがディランの”Like A Rolling Stone”('65)でオルガンを弾く前は裏方としてやっていたことは有名でした。”Bobby's Come A Long, Long Way”は、鼻にかかったvoが可愛らしい名曲で、少なくとも僕の琴線に触れまくります。グループに関しての情報は一切ありませんが、その昔M&M社の「Touch Of The Wall Of Sound」というブートまがいのコンピで知ったこの曲を、英Aceのスペクター風作品集「Phil's Spectre2」('05)で再会したときはしびれました。

https://www.youtube.com/watch?v=ZE1A4yP_2o0

 

フィルズ・スペクトル2-フィル・スペクターの時代

フィルズ・スペクトル2-フィル・スペクターの時代

 

 

【紫一家の50曲】14・I Hear Trumpets Blow / Episode Six('67)

ギラン&グローヴァーが60'sに参加していたエピソード・シックスは、ロック・バンドと言うよりはポップ・バンドに近く、基本線はこういうソフトロック。ファミリー的なナンバーが多いです。(ビートナンバーは数少なく、ホリーズのカヴァーとなった"Put Yourself In My Place"は異色)リードvoは、シェイラ・カーターと言う女性でギランはそれほど目立ってませんが、このTVライヴではリードです。ヘアバンドが落ちるアクシデントもあり。サングラスがグローヴァー。ドイツのTV番組から。ハイトーンのvoが聞けるわけでもなく、パパパパパパ~と歌うギラン。ここではその才能を持て余してたんだろうなあ、と思う反面パープル時代録りためたソロ音源(のちに「Chekazoo」としてリリース)は意外とこうしたエピソード・シックスの音楽に近かったのでした。

https://www.youtube.com/watch?v=zE8rqjlwsFk&fbclid=IwAR2GjVi4BI28knvCNzWoMT2HBqaShMQPWv_jSfRbHpw01AfiO5eKxBqXq58

【名曲リレー756】girl#2

■Word Girl / Scritti Politti(‘85)

これも相当懐かしい。Rough Tradeからデビューしたスクリッティ・ポリッティのRough Trade時代のアルバム「Songs To Remember」のタイトルで、HP時代こういう風に曲をリレー方式で紹介してたことを思い出します。、85年に出た「Cupid And Psyche 85」(Virgin)からのこのシングル曲は、当時ラジオでよくかかってました。グリーン・ガートサイドの細いけどソウルフルなvoは、レゲエのリズムによく似合います。

https://www.youtube.com/watch?v=G-8qE1dF8Dc

【A To Z】Byrds、The(ザ・バーズ

ちょっと古い記事ですが、バーズの10曲を選んだページがありました。まあこういうのは選者のお遊びなので、やいのやいの言うのも楽しみでありまして、マジで怒ったりするのは無粋なのですが、ちょっと初期に偏りすぎで、ありがちなベスト盤みたいでおもしろみに欠けますねえ(^^)
そのサイトが選んだのが下の10曲。

1:Mr.Tambourine Man
2:Eight Miles High
3:I Feel A Whole Lot Better
4:Turn Turn Turn
5:So You Want To Be A Rock And Roll Star
6:My Back Page
7:You Ain't Goin' Nowhere
8:All I Really Want To Do
9:5D
10:Chimes Of Freedom

10曲選ぶことならできそうですが今日の気分で、順位はつけられないんで、ちょっと考えてみましたが、上の10曲とはまるで別のバンドです。

・5D
・My Back Pages
・Wasn't Born To Follow
・Lady Friend
・Tulsa County Blue
・Lovers Of The Bayou(Live)
・Chestnut Mare
・Yesterday's Train
Jamaica Say You Will
Tiffany Queen

http://ultimateclassicrock.com/byrds-songs/