Another Days

tomorrow's another day、some say …

マクタナ、MMEB

【日曜は<個人的には超名盤>100】14/100・No Escape / Marc Tanner Band(Elektra'79)

マーク・タナー・バンドは79年にElektraからデビューしたTOTOタイプのメロディアスなハードロック(というかドゥービータイプのメリケンらしいロックからまだジャンルとして未成熟だったAOR風味まで幅広いというか焦点があいまいというか)。バンド名義ですが、タナー(vo)とリッチー・ジトー(g)以外はセッションミュージシャンで固め(ボブ・グロウブ(b)、マイク・ベアード(ds)、スミッティ・スミス(kb))ています。この「No Eascape」はとにかく曲とアレンジがシンプルですごくよかったし、ドライヴするgも派手派手で十代の心をがっちりつかんでました。冒頭の"Never Again"は、弾きまくるジトーとファンキーなバッキングはアメリカン・ロックの注目株と大きな期待だったんですがもう1枚出してシーンから消えました。

https://www.youtube.com/watch?v=w3S_xHUrqWE

【名曲リレー2870】california#2

■California Coastline / Manfred Mann's Earth Band(’72)

チャプターIIIを解散して新たにアース・バンドを組んだマンフレッド・マン。今回は開放的なポップなメロディーを打ち出したデビュー作「Manfred Mann’s Earth Band」を72年にリリースしています。“California Coastline”では明るいメロディをきかせます。60’sビートバンドの生き残りとしてサウンドを変化させながら時代にしがみつくスタイルはさすがヴェテランです。

https://www.youtube.com/watch?v=tOB6JJh1hJc