【木曜はA&Mの人たち(新)】１・Rise / Herb Alpert('79)
今年に入ってジェリー・モスの訃報を知り、A&MのMもついにお亡くなりになったのか…と思ったものです。A&M自体は90's初めにPolygram系列に入り、A&Mらしさはなくなってしまったのですが、非ロックのいわゆるA&Mサウンド(カーペンターズとかロジャニコやとかセルメンとか）以外にNew Waveに目を付けたり、ハードロックを売り出したりと色々やってくれました。まずはAの方の親分、tpの名手ハーブ・アルパート副社長。60'sにはティファナ・ブラスを率いて南カリフォルニアらしいメキシコ的な哀愁(国境の南というかエキゾティックな味わい)を出してましたが79年にソロ名義で出した#1ヒットが”Rise”でした。日本ではウィスキーのCMに使われました。
https://www.youtube.com/watch?v=q7O3eYJptTc
【名曲リレー2433】angel#3
■You Angel You / Manfred Mann's Earth Band(‘79)
マンフレッド・マンズ・アース・バンドの事を誰も産業ロックと言ってバカにしないのは、①聞いたことがない②メロディーや曲の構成がアメリカンではないからクレームいう人たちはピンとこない、のどっちかだと思います(^^) マン(個人名)のシンセの使い方はプログレハード的な味わいもあってディランの「Planet Waves」に入った地味な曲を全く別のものに作りかえるのは見事です。79年の「Angel Station」から。スティーヴ・ウォーラー(g,vo)という人は結構強烈なルックスです。アンソニー・ムーアの名がprodとしてクレジット。
