【日曜は<個人的には超名盤>100】13/100・Pause For A Hoarse Horse / Home ('72)
これまたあまり知られていないバンドになりますが、ホーム。わかりやすく言うと後のウィッシュボーン・アッシュのローリー・ワイズフィールド(g,vo)や後のAC/DCのクリフ・ウィリアムス(b)がいた英バンドです。英CBSに3枚のLPがあり、成功したとは言えませんし、当時日本盤も出ず、カントリー・ロック(まあハードロックファンからすればそう聞こえるのでしょうが)とか、アル・スチュワートのバックをやってたとか不確かな情報しかなかったものですから仕方ないかもしれません。リードvoはミック・スタッブスという人で、ローリーの弾くgはアッシュ的なものも感じさせて面白い(”Family”とか”In My Time”)。このファーストはジャケの西部っぽいイラストがカントリーロックの誤解を生んだのかもしれませんが、米憧憬型の英ロックであることは確かです。曲によってはマンのクライヴ・ジョンがkbで参加。僕はプロモ米盤LPをシモキタの本多劇場にあったやたら店長が話しかけてくる店(^^;で買いました。
【名曲リレー2863】blue#3
■Midnight Blue / Louise Tucker(‘82)
ルイーズ・タッカーは英のオペラ・シンガーでベートーヴェンの「悲愴」の第2楽章のメロディに歌詞を付けた“Midnight Blue”は82年にオランダで火が付き翌年ヨーロッパでヒットしその流れで北米でもチャート上位に入ってます。エレポップ風の音作りに男女のvoがなじみあるメロディーに乗って、日本でもCMに使われた気がします。