【水曜の女たち】スー&サニー
ブラザーフッド・オブ・マンの初期のメンバーでもありましたが、それ以前にもスー&サンシャインの名前でシングルを出してたインド生まれの英国人姉妹デュオで、スー・グローヴァーとサニー・レズリーという単独でのステージネームもあります。レズリー・ダンカン、エルトン・ジョン、ジョー・コッカー(有名な”With A Little Help From My Friends”)、バッド・カンパニー、ラヴ・アフェアなどコーラスの仕事も多く活躍。
まあオーソドックスな英国ポップ(MOR)なのですが、はっとするような名曲もあったりします。71年の”Break Up”なんてそうです。
https://www.youtube.com/watch?v=QHR-SSIDOCc
【名曲リレー2677】over#3
■When The Battle Is Over / The Original Delaney &Bonnie(’69)
69年に出た「Accept No Substitute」はデラニー&ボニーのちゃんとしたデビュー盤に数えられるもの。一時はAppleと契約に近いところまで行ったそうですが(裏で動いていたのはジョージ)、結局はElektraからリリースとなりました。バックはリオン・ラッセル一派でスワンプロックというよりもゴスペル・ファンク的な手触り。“When The Battle Is Over”ではボニー・ブラムレットの力強い歌声がいいです。