Another Days

tomorrow's another day、some say …

ザンスー、BB5

【月曜和もの80's】魔法を信じるかい / スーザン

サンディーの次はスーザンか!と思った記憶があります。YMO一派が加わった(特にユキヒロ色が濃い)ハーフの女性シンガー、スーザン・ノザキのデビューシングルが”恋せよおとめ”('81)でした。なんとなくニナ・ハーゲンを思わせる部分もあったテクノポップでした。レココレ誌によると小松政夫と”シラケ鳥音頭”をレコーディングしてた人だそう。このラヴィン・スプーンフルのカヴァーは結構キテレツです。

https://www.youtube.com/watch?v=WqTBgwtBvtg

 

 

 

【名曲リレー2675】mountain#3

■Bluebird Over The Mountain / The Beach Boys(’69)

過度期の「20/20」に入ったアーセル・ヒッキーのカヴァーでカール・ウィルソンとブルーズ・ジョンストンが歌うこの曲は、ブライアン・ウィルソン抜きで何とかやってみようとあがくビーチボーイズの頑張りが感じられる1曲でした。

https://www.youtube.com/watch?v=n2tDleTDdm8

 

【先週の読書】

24055■水車小屋のネネ / 津村記久子(毎日新聞社)
最近はずっと趣味のジャンルの読書が続いてて、こちらのメンバーの紹介本はメモするばかりでなかなか読めてなかったんですが、本屋大賞2位となった「水車小屋のネネ」やっと順番、回ってきました。
こういう善人ばかり(でもないが)の話って絵空事感強くなるけど、そんなこと置いといても、あふれる親切が妙にくすぐったい。10年ごとに章が変わって、新たな人たちが出てきて~という流れが素敵。北澤平祐さんの表紙もすごくいい。まったくお初の作者なのですが他の本も読みたくなりました。(2023)
キングの非ホラー作品と話題になった中編4つ入った「恐怖の四季」('82)ですが、映画がらみで秋冬編のこっちから日本で出ました。で、映画にもベン・E・キングの名曲には罪はないのですがやはりこの中編は原題通り「The Body」(死体)がふさわしい。ノスタルジックな少年時代の冒険の話ですが、結構切実な話ではあります。もう一篇は”マンハッタンの奇譚クラブ”で、紳士御用達の不思議な会員制クラブにてクリスマスの際に披露される不思議な話を描いています。映画は何度も見てますけど原作を読み返すのはこれまた公開時に買って以来だと思いますので、40年ぶり?(1982→1986)
24057■度胸 / ディック・フランシス(ハヤカワミステリ文庫)
しかし読めもしないのにまたもハヤカワと創元の昔のミステリをセット物をオクで落としてしまいました。なんか感覚が昔ガンガンLP買ってた頃に近くなってて(本こそ読むのに時間かかるし…)阿呆ですねえ(^^) 競馬シリーズを読むのは2冊目です。競馬の事全く知らないんですが、馬主>調教師>騎手というのが力関係なんですね。騎手たちが嫌がらせによって自殺に追い込まれたり、職を失う寸前になったり、その黒幕は?というサスペンスでもあります。最後の20ページはかなり盛り上がります。まあ好みですが菊池光訳はなかなか硬いです。画像は旧表紙。(1964→1976)