Another Days

tomorrow's another day、some say …

リーマイ、クリレン、エアロ、ドーブル

【木曜はオルガンいろいろ】リー・マイケルズのこと

リー・マイケルズという人はオルガン弾きながら歌い、バックはドラマーのみというユニークなスタイルだった人です。69年の「Lee Micheals」(A&M)に入ったTボーンの”Stormy Monday”は派手さたっぷり、ある意味エマーソンにも通じるオルガンプレイでした。ロバート・パーマーの”Addicted To Love”の元ネタとなったらしい”Do You Know What I Mean?”がヒットしました。80's半ばに引退レストラン経営で成功したらしいです。

https://www.youtube.com/watch?v=0Hq4RQvvFNw

 

【名曲リレー2559】X2#3

■Ring Ring / Chris Rainbow(’79)

79年の「White Trails」に入ったハーモニーが美しいポップ曲。クリス・レインボウという人はアラン・パーソンズ・プロジェクトやキャメルで歌ってた事は後で知りまして、僕がその名前と声に接したのは80’sにepoがラジオでかけたAOR的な“Love You Eternally”で、さらに時が流れてビーチボーイズ的なハーモニー・ポップスとして日本のセンチュリーと言うレーベルから出た(ここはいち早くJet時代のリンジー・ディ・ポールをCD化したところでした)一連のCDにぐっと来ました。そこで件の“Eternally”をしっかり聞いたわけです。マックス・ミドルトン(kb)、モ・フォスター(b)、イアン・ベアンソン(g~グラスゴー出身のレインボウは同郷のパイロットのメンバーとも親交があったといいます)、サイモン・フィリップス(ds)らが参加。ビーチボーイズ的な合いの手のコーラスが楽しい。ただ79年という時代にはそういう観点で聴く人はほとんどいなかったんだろうなあ…

https://www.youtube.com/watch?v=H64J-Xh_nqM

 

エアロスミスが「Live Bootleg」からシングルカットした”Chip Away The Stone”は、オリジナルではなくssw、リチャード・スパの作品。なんでこれを取り上げたのかは未だに謎です。スパの「Tall Tales」というアルバム(未聴です)に収録されているらしいのですが、この曲を再結成後のハンブル・パイもカヴァーしてるのがまたおもしろい。エアロはこの時期この曲をこのんでステージで取り上げ、California Jam2でもプレイしております。

https://www.youtube.com/watch?v=jZJqEfeWM3U&t=1s

ただいまのBGMはドゥーブルの「Captain Of Her Heart」(’)なり。ドゥーブルはスイスの二人組で、この”Captain Of Her Heart”は意外にもアメリカでもヒットしました。僕はピーター・バラカンさんのラジオでかかって気になってた曲でしたけど今聞くとちょっとおしゃれすぎ(^^) たしかCMにも使われたんじゃなかったかな。