【メリケン一周】California Dreaming / Eddie Hazel(’77)
オレゴンから南へ向かうとカリフォルニア州です。かの有名な”California Dreaming”は、寒い東部からあたたかなカリフォルニアを夢見るという話。ママス&パパスの有名曲をPファンクのエディー・ヘイゼルので、壊しまくったカヴァーです。というわけでマサチューセッツ州プリマスから西へむかって西海岸カリフォルニアについたところで一休みです。また気が向いたらかの地から再開となります。
https://www.youtube.com/watch?v=SveXC_yabVI
Key Largo
Miami(Miami Vice)
Talahasee Lake Bradford
Biloxi
Mississippi Queen
New Orleans Lady
Lafayet Waltz
Louiseiana Flood
Texas
San Antone
Amarillo
Oklahoma
Tulsa
New Mexico
Alburqerquee
Arizona
Joshua Tree
San Diego
LA
Pasadina
Monterey
San Jose
SF
Las Vegas
Colorado
Grand Junction
Wichita Lineman
Kansas City
Arkansas
Alabama
Carolina
Tennesee
Memphis
Virginia
Delaware
Kentucky
Indiana
Illinois
クリーヴランドには、Epic傘下のCleveland Internationalというインディー・レーベルがありまして、まあほとんどミート・ローフとそのprodのジム・スタインマン、ミート・ローフのLPで歌ったエレン・フォリーしかいなかったんですが。ミート・ローフ本人はテキサス出身の巨漢ロッカーで作りこまれた「Bat Out Of Hell」('77)が有名。それ以前にはストーニー&ミート・ローフ(ちなみにストーニーとは後にクラプトン・バンドやリトル・フィートのショーン・マーフィー)やテッド・ニュージェント、舞台の「ロッキー・ホラー・ショー」で活動していました。トッド・ラングレンがprodしユートピアやエドガー・ウィンターらが加わったこのアルバムはこってりとした白人ロック・オペラ的ハードロックです。
https://www.youtube.com/watch?v=3QGMCSCFoKA
雑誌「JAM」あたりでは70's後半の「米ロックの未来」的に語られてました。特に美人シンガーのフォリーは、初ソロがイアン・ハンター&ミック・ロンソンがprod、ボブ・クリアマウンテンのエンジニアでNYパワー・ステーション録音と引っかかるキーワード満載です(ちなみにセカンドソロではクラッシュをバックに録音しprodがmy boyfriend(=ミック・ジョーンズ)というクレジットも有名。ジャケ写はペニー・スミスと「JAM」誌どストライク)。理想とする音のイメージはあれど、レーベルとしてタマが少なかったのが短命に終わった理由で、その辺はポール・ウェラーのRespondに近いかも。他にもロニー・スペクターがE・ストリート・バンドをバックにしたビリー・ジョエルのカヴァーシングルとか、エリック・カルメンprodのビーチボーイズ・フォロワーのユークリッド・ビーチバンドとか。Epicというレーベルは70's後半から80'sにかけてストリート・ロックの分野で一定の足跡を残しただけに残念。