【フルート・フライデー】A New Life / MarshallTucker Band('74)
サザン・バンドにあってジャズっぽいムードがあるという異色の存在だったマーシャル・タッカー・バンドのセカンド「A New Life」('74)は、このバンドのLPの中で一番好きかも。タイトル曲は軽やかなフルートが心地いい。全編こういうものではもちろんありませんけど、アルバムのオープニングを飾るのにふさわしいです。吹いてるのはジェリー・ユーバンクス。
https://www.youtube.com/watch?v=zWqPwVmXOJg
【名曲リレー2062】bed#2
■S-S-Single Bed / Fox(‘76)
スーザン・トレイナーの名前でウッドン・ホースと言うフォークバンドをやってたころはフツーのvoだったんですが、70's半ばにフォックスを組んでからのヌーシャ・フォックスのvoはヘリウム・ガス吸ったようなファニー・ヴォイスです。髪型と顔立ちはオールドファッションなのにこの声と言うギャップあります。75~77年にかけていくつかヒットを出してますがレーベルがGTOだったので日本ではマイナーな存在。モダン・ポップとかニッチ・ポップとか言われる音です。バックはイエロー・ドッグとかぶる面々で、メンバーはフォークロックのルーツを持ちながらそういう音に全然なってません。この曲は全英6位まで上がったのだとか。