Another Days

tomorrow's another day、some say …

ボ、シヴァ

【水曜はCharismaの人たち】12  ボ・ハンソン

ボ・ハンソンはスウェーデン出身のマルチプレイヤーで70年に「Sagan om ringen」でデビュー。これはトールキンのファンタジー指輪物語」にヒントを得たコンセプトアルバムで、72年に英Charismaから「Music Inspired Lord Of The Rings」のタイトルでもリリースされています(そっちのジャケットは「Fools Mate」誌のスペシャル・ストックで知りました。北欧のマイク・オールドフィールドという評は確かに当たってます。ハンソンは、ds,sax,fl以外の楽器を担当。全編メドレー形式でつながる形式。この最初の3曲ではオリエンタルなムードもあります。

https://www.youtube.com/watch?v=rs0AmruS8Ro

 

【名曲リレー2025】holy#3

■Hey Mr.Holy Man / Shiver(‘69)

シヴァ(Shiver)はスイスのサイケデリック・ロックで、その奇妙なイラストのジャケットや曲調から早すぎたプログレ(なんせ69年ですから)とも言われてます。この“Hey Mr.Holy Man”はムーディーな演奏をバックに語りが淡々と入るシングル曲でなかなかいいムードです。

https://www.youtube.com/watch?v=cijt9EYKf6c

 

【新・私を形成する100本の映画】#26 アデルの恋の物語('75仏)
劇場公開は76年でしたが、その後、名のみ知られ、長らく見る事が出来なかったトリュフォー作品。「アデル」を含むユナイト作品が手軽に見れるようになったのは90's半ば以降です。僕が初めてこれを見たのは、トリュフォー没後10周年記念リバイバルとなった銀座テアトル西友での公開でした。長年渇望したわりに意外とあっさり…というのが印象ですがイザベル・アジャーニの鬼気迫る美しさにはやはりねじ伏せられます。一言で言うとストーカーというか勘違い的な一途な恋愛。文豪ヴィクトル・ユーゴーの二女、アデルの数奇な人生が語られます。男女によってこの作品の受け取り方が違うと思いますが…
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