Another Days

tomorrow's another day、some say …

拓郎、デザイン

【土曜は和もの80's】吉田拓郎

先日音楽活動引退(これは正確な表現ではないのかな?)をTVで告知した吉田拓郎。引き際をちゃんと宣言するのもこの人らしい。圧倒的に70'sの音源ばかり聞いてるので、80's以降の拓郎はホントに少ししか知らないのですが「アジアの片隅で」('80)に入った”いつも見ていたヒロシマ”は、おなじみの岡本おさみが歌詞を書いたもの。当時の言葉でいうニューミュージック感に満ちたまろやかな音作り。ただこの人の場合もっとゴージャスな菅入り弦入りの世界を好むので、70'sのカントリーロックの路線でこの曲聞きたかった気もします。

https://www.youtube.com/watch?v=xTdnarAlXAA

 

 

 

 

【名曲リレー2042】sunny#2
■Sunny / Design('71)
ボビー・ヘブのヴァージョンが日本ではとてもよく知られてました。エレクトリック・フラッグもシングルのB面でやってましたが、今日は英国のソフロ、デザインのヴァージョンで。ソフロと言うかサンシャイン・ポップ、ハーモニー・ポップとか言われるMORでロック的な部分は皆無。ただし複雑なコーラスを駆使した構成はどなたかが言われたかのように「プロの仕事」です。すごく乱暴な言い方ですが、英国のマンハッタン・トランスファー的な感じもあります。複雑な男女コーラスが入り乱れる様はなかなかカッコイイのですが、あくまでもハーモニー主体なんで、通して聞くと飽きちゃうかなあ。オリジナルよりもこういうカヴァーの方がいい。