Another Days

tomorrow's another day、some say …

ファントム、ジョージ

【土曜は和もの80's】ザ・ファントム・ギフト

東京三多摩地方で一部的に盛り上がってその勢いは新宿まで来て消えたネオGSのブームは、風俗的なもの(古着を中心とした昭和40'sのコスチューム)と音楽的なもの(60'sのガレージサウンドグループ・サウンズさらにモッズ的なもの、プレビートルズ的なビートもの、サイケなど視点がマニアックなのはCD復刻ブームと重なった)の両面からあったと思います。いち早くフジの深夜番組「冗談画報」で取り上げられたファントム・ギフトは、日本のGSトリビュートでありながら、根底にはナポレオン山岸の強烈なファズgをフィーチャーしたガレージ的なもの。サリー久保田(b)はのちにSOLEILの仕掛け人としても知られています。”魔法のタンバリン”は代表曲でありました。ちなみにネオGSのバンドからメジャーデビューした4組のうち先陣を切ってMidiから登場したのがファントムでした。

https://www.youtube.com/watch?v=UitCVC9sxic

 

【名曲リレー2028】guitar#2

■This Guitar / George Harrison(’75)

「帝国」に入ったこの曲の邦題は“ギターは泣いている”なのですが確かに泣いているのです。そしてその邦題は“While My Guitar~”というビートルズ時代のナンバーを思い出させるいい邦題だと思います。ジョージとジェシエド・デイヴィスのgの共演でもあります。

https://www.youtube.com/watch?v=19rwc71m-oM

 

【新・私を形成する100本の映画】#29 ラブ&ポップ('97日本)
エヴァ庵野秀明監督が撮った初の実写。原作は村上龍で97年はコギャルの年だったことを記憶させるに十分な1本(「バウンス Ko Gals」という作品もあった)。三輪明日香、希良梨、工藤浩乃、仲間由紀恵という主役の4人のJK(当時はそんな言葉なかった)は全く無名だったけど、その後仲間が生き残ってる事が不思議。おっさんたちはみんなキモく、とりわけJKの噛んだマスカットのコレクターと言う設定の平田満がヤバい。他には浅野忠信手塚とおるら。ラストのドブ川を4人で歩いてゆくシーンに三輪が歌う"あの素晴らしい愛をもう一度"が重なるシーンはぐっときますが、歌ヘタ(^^) けど妙に味があって4人が歩いてゆく姿とシンクロします。
浅野忠信キャプテンEOを名乗るキャラですが、その名前使えないのでピー音がうるさい。いい画像がないんでEDを。渋谷川の暗渠は今はもうない。