Another Days

tomorrow's another day、some say …

リッキーリー、ドリシン

【木曜は君の名は?(再)】Chuck E's In Love / Rickie Lee Jones('78)
 
再びたまってきたのでお名前シリーズ再開。
リッキー・リー・ジョーンズのデビューヒット”恋するチャック”(こんな甘い感じの曲ではないんですが)のモデルになったリッキー・リーの友人でsswのチャック・E・ワイスの訃報が伝えらえました。リッキー・リーと当時のBFトム・ウエイツそしてチャックの3人はLAのホテルで一緒に住んでたとのこと。この動画は90'sのBBCでアコギ1本で歌ったスタジオ・ライヴですが変わってない感じが素敵です(最近の歌声は全く知らないんですが)
 
 
 
【名曲リレー1688】tell#2
■Tell Me When It's Over / Dream Syndicate('82)
New Waveの紹介が次の局面に入ったと感じたのは、徳間JAPANからSlashレーベル関連で、ドリーム・シンジケートやヴァイオレント・ファムス、グリーン・オン・レッドが紹介された頃。JAPANは日本では英Rough Tradeを紹介するなど新しく先鋭的なものの紹介には積極的でした。60'sのガレージ・ロックにも通じるSlashのアーティストは、ペイズリー・アンダーグラウンドやネオ・サイケの動きにも、いつしかルーツ・ロックやらオルタナティヴ・カントリーと言われた連中の活動にもつながってゆくのです。カリフォルニア出身のドリーム・シンジケイトにはドアーズ的な匂いも感じますが、デビュー作「Days Of Wine & Roses」ではまだまだ粗削りでした。”Tell Me When It's Over”はその1曲目。
 
 【FC】
デリンジャー現象とは、電離層に異常があって起きる架空の電波障害の事で、「ウルトラQ」のガラモンでおなじみの話ですが、ジョニー・ウィンター(アンド)、エドガー・ウィンター・グループ、ホワイト・トラッシュ、ソロ、デリンジャー(バンド)と八面六臂の活躍をつづけたリック・デリンジャーの70’sの活動もこう呼んでもいいかと思います(長い前振り)。
とりわけ”Rock And Roll Hoochie Koo”は70年のジョニー・ウィンター・アンドのスタジオ盤で初登場後、関係者のライヴ盤でたびたび演奏されるだけでなく、ブルドッグ、スウェソッグ、スージー・クアトロなど多くのハードロックーがカヴァー。今日は英国のストレッチです。この人たちは若手のころ悪徳マネージメントの意向で偽フリートウッド・マックとしてステージに立たされた経験がありその時のことを歌った曲が後にヒットしました。