【月曜はバーズの30曲】16・Wasn’tBorn To Follow
映画「イージー・ライダー」に使われたことでも有名なバーズ流カントリー・ロックの第一歩。「Sweetheart Of The Rodeo」の少し前にこれをやってたのはすごいと思います。ゴフィン=キングの”Goin’Back”をやりたくないとクロスビーが抜けたり、演奏的に難があったマイク・クラークも脱退(解雇?)したりと揺れに揺れた「Notorious Byrd Brothers」から。
https://www.youtube.com/watch?v=PrU9iI2VxPE
【名曲リレー2002】ride#2
■Ride A White Swan / T Rex(‘70)
スティーヴ・トゥックに変わってミッキー・フィンが参加しバンド名を短くT レックスとした70年に#2まで上がる大ヒットシングルをリリースするのですがそれが“Ride A White Swan”。正直スカスカな音ですが妙に耳に残るメロディーとvoなのです。
https://www.youtube.com/watch?v=h32QHUtZSXY
【新・私を形成する100本の映画】#7 股旅(’73日本)
市川崑監督が前年に手がけたTV時代劇「木枯らし紋次郎」で描かれた渡世人、無宿者の世界で若者を主人公にした、いわば日本版「夕陽の群盗」です。日本のニューシネマというとまずこの作品を思い出します。渡世人をアウトローに置き換えればそのまま通用するから。バディ・ムーヴィー、ロード・ムーヴィーの色が濃い1本。今では失われてしまった、あまりに日本的な風景を見るだけでも価値はありますね。脚本は市川と谷川俊太郎。主役の3人は萩原健一、小倉一郎、尾藤イサオで昭和40年代的。紅一点の井上れい子は調べてみると「スタ誕」のアシスタントだったそうな。繰り返される”お控えなすって~”の口上が様式にのっとっておまけに長くておかしい(ちなみに尾藤の口上で出てくる美濃国坂祝(さかほぎ)が割と近所なんで妙な親近感)。友情があっけなく破綻するラストの無常さよ!