Another Days

tomorrow's another day、some say …

バーズ、ジュニアウォーカー

【月曜はバーズの30曲】14・I Knew I’d Want You

ぐっと時代は遡ってデビュー曲”Mr.Tambourine Man”のB面曲。作者はジーン・クラークです。全体的なarrはムーディー・ブルーズの”Nights In White Satin”風ですがあっちは67年リリースなんでバーズの方が早かった。

https://www.youtube.com/watch?v=1-r8XFTeTF4

 

 

【名曲リレー1988shotgun#2

Shotgun / Junior WalkerAll Stars(‘65

ジュニア・ウォーカーはアーカンソー出身のMotownの黒人sax&voで、65年の“Shotgun”は最初のヒットになります。ソウルフルな歌声とtsのブロウ、金属的なorganが印象的なR&Bナンバーです。この人が80’sに入ってフォーリナーの“Urgent”で客演したときはびっくりでした。

https://www.youtube.com/watch?v=FI7CtxlisCk

 

【先週の読書】

22073■おまえさん / 宮部みゆき(講談社文庫)
ひさびさに「ぼんくら」チームに会いたくなって読もうと思ったら(上)がみつからなく、急いで借りてきました。しかし相当な分厚さですが一気読みで堪能。ちょうど11年前の作品。続きは書かないのかなあ… 読み終わってもその世界の余韻が残っていて、また戻って気になったところを再読しちゃう。僕の場合それがいい読書です。5年ぶりに読みました(2011)。
22074■愛しい女 / ピート・ハミル(河出文庫)
20年位前の昔のノート見てて、当時結構気に入ってたのを思い出しました。「幸福の黄色いハンカチ」の原作者としても知られたハミルは一時期ハードボイルド風作品やエッセイの邦訳よく出てました。朝鮮戦争時代、南部フロリダを舞台にした年上の女に惹かれた十代後半の水兵の成長物語で、性癖や人種の差別の話も描かれます(1989)。
22075■ミス・サンシャイン / 吉田修一文藝春秋
引退した昭和の伝説の女優の資料整理のアルバイトにやとわれた院生と老女優の交流を描いた作品。女優のモデルはいくつものエピソードを重ねてるんで一人ではないし、周辺の俳優もそう。昔の日本映画好きですが、あまりピンときませんでした。主人公の院生の恋愛エピソードが中途半端に感じて残念。キーワードはやはり長崎でした(2022)。